https://www.si.com/nfl/2020/03/24/cam-newton-five-landing-spots
スポーツ・イラストレイテッドさんのサイトにも、キャム・ニュートンはどこにいくのか?という予想があがっていました。今年のFA市場は本当に大荒れで、リーグの重心が大きく揺れ動いています。
残りの大注目選手は、やはりキャム・ニュートン。彼がどこのチームに移籍するのか。おそらくアメリカ本土では、かなり博打が活発にされてると思います。
2011/ 1巡 / 1位 / オーバーン大学
キャム・ニュートンの諸情報をつけておきます。彼はランもパスも両方が高い次元で実施できるハイレベルのモバイル型QB。背番号の1番といいタッチダウンを決めたときのスーパースターパフォーマンスといい、自己顕示欲が強いタイプ。個性的なファッションセンスは全米の話題です。
さて、こんなキャムニュートンの移籍先には、さすがに全米興味津々です。今回の記事では、僕なりに予想を立ててみたいと思います。
日本でもっとNFLが浸透しますように。
可能性1 チャージャーズ
実は一番可能性があるんじゃないかなと思ってるのがチャージャーズです。16年間スターターを担当したフィリップ・リバースは、コルツに移籍しました。現在チャージャーズのスターターは不在の状況にあります。暫定的にバックアップQBだったタイロッド・テイラーがいますが、ビルズ時代のプレイをみても、彼にすべてを託すのは、得策ではないように思います。
OLにもパンサーズ時代の仲間、トレイ・ターナーもいます。センターのマイク・パウンシーも素晴らしい選手。リバース時代になかったQBのランプレイが加わると、WRやTEもいい化学反応をしてくれそうです。
可能性2 ジャガーズ
これもスターター不在といってよいチーム。ガードナー・ミンシューがいますが、彼はまださほど信頼度が高くないようにも思います。2019年の6巡指名。キャム・ニュートンは押しも押されもせぬ全体1位指名で、なおかつスーパーボウル出場選手です。腐っても鯛。経営陣がそう判断するのは、時間の問題かと。
しかし、ジャガーズに移籍しても、D#チームの課題点が多分にあります。ニュートン自身が負けそうなチームを選択するとは思えない。ジャガーズ移籍は可能性としてはあるが、ちょっと薄いようなラインかなとも思います。それもこれからのチーム改革のストーリー次第ですけどね。
可能性3 ペイトリオッツ
さぁ、何を考えてるのかさっぱり読めないのがビル・ベリチック。GMでありながら、HCでもあるこの人は、心境を外に向かって発信しないことで有名です。さて20年間もの長期政権となったトム・ブレイディから、いかに転身を実現するかが、目下の課題のペイトリオッツ。バックアップQBたちは、あくまでもバックアップにしか見えない感じがします。コーディ・ケスラーもリリースされたし、ベリチックが狙うのは、頼りになるスターターです。
しかし、ペイトリオッツもチーム・ブレイディの印象が抜けない。ニュートンのようなランを織り交ぜるのは、アドリブが活きてくるプレイスタイルです。ベリチックが徹底してきたようなカッチリしたプレイに、うまくフィットするのか不安もあります。しかし、ペイトリオッツのQBの座は魅力的に見えますし、ベリチックとプレイするのはおもしろいと思えるオファーになりえます。
可能性4 ブロンコス
可能性十分あるなと思うのが、ブロンコス。GMのジョン・エルウェイは、結構いろんな人を試す傾向になるなと思ってます。昨年はジョー・フラッコでしたし、一昨年はケース・キーナムでした。ペイトン・マニングが引退してから、ブロンコスはQB問題でウロウロしっぱなしです。
ブロンコスとキャム・ニュートンといえば、第50回スーパーボウルで戦って、パンサーズが負けたという因縁の仲とも言えます。2011年ドラフトで全体1位指名のキャム・ニュートン、そして2位指名のLBボン・ミラー。彼らが手を組むのは、大変冒険的で魅力的で、非常にジョン・エルウェイ的な選択にも思えるのです。
まとめ
他にも「ドルフィンズもあるかも?」など考えられるのは結構あるんですが、ドルフィンズはおそらく、ドラフトで若手を獲得して、そのまま新シーズン突入すると思うんですよね。ベアーズはニック・フォールズ獲得したんで、トルビスキーとスターター争いさせるだろうし。
なんとなく、こういう感じになりそうな気がします!あくまでも僕の予想。どうなることやら、実に楽しみです。近々結果がでてくるでしょうね!「Breaking!!!」って感じで。