毎年このランキングには入ってくる常連のスター選手。ボサ兄弟の兄。弟は49ersのDEニック・ボッサ。兄と弟どちらも恐怖の選手ですね。
2022年のジョーイ・ボッサ
デビュー以来ずっとチャージャーズのボッサは、昨年で7年目、年齢は27歳になった。16ゲーム出場した2021年シーズンと比較すると、昨年はたったの5ゲームのみだった。それでもファンブルフォース1回、QBヒット6回、ロスタックル3回、タックル10回と驚異的な数字を出してる。もしフルゲーム出場できていたら、リーグリーダーになってるペースでした。
出場回数が少なかったため、ファンへの露出が足らず、プロボウルに選ばれることはなかったが、それでも2021年まで3年連続で選ばれてる人ですからね。すごいことです。
彼が怪我をしたのは、シーズンのかなり序盤。Week3のジャガーズ戦でした。股関節あたり、鼠径部(Growin)を痛めて 退場。そして手術が必要なほどのレベルの故障でした。彼がもどってきたのは年末からポストシーズン。そこまで長いこと戦線離脱していました。
ワイルドカードで、またジャガーズと対戦。タッチダウンを奪われたボッサは、怒りのあまりフィールド上でヘルメットを脱いでしまい、大きな罰金を取られてしまいました。それぐらい、フラストレーションの溜まった1年間だったんでしょうね。
ボッサはフロリダ出身 オハイオ州立大学卒業
彼の出自はドラマチック。彼のひいお祖父さんは禁酒法時代のギャングだった、アル・カポネの仲間だった人。トニー・アッカルドは有名なギャングのボスで、アル・カポネのボディガードもしてました。野球のバットでぶん殴ることから、ジョー・バッターズという渾名で知られていた人物です。
彼の一族はフロリダで着実にクリーンなビジネスを展開する事業家になっていったわけです。そんなフロリダの経済的に裕福なエリアで育った彼は、セントトーマス高校でフットボール選手として一斉を風靡するようになります。
ちなみに、ボサの伯父(アッカルドの孫)、エリック・クメロウ(#97)もNFL選手でした。彼がNFLでドラフトされる際は、やはりまだギャングの血がNFLに入ることに抵抗があったようで、方々で噂をされたそうです。しかし、その次の世代となるジョーイ・ボッサの時代には、過去は薄まっていったようです。
そして名門のオハイオ州立大学バッカイズに進学。フレッシュマン(1年生)のころからQBサックを7本あげるなどの活躍。そして彼は1年生なのに満場一致でオールアメリカンに選ばれました。これはバックアイズの84年の歴史の中で27人目の出来事でした。
2016年ドラフトでは、1巡全体3位での指名を獲得。生まれてからここまで、全くの挫折を知らないどころか、常に頂点に居続けるスーパースター。見た目もイケメンで非の打ち所なし。鳴り物入りでプロの舞台に突入します。
そしてデビューした2016年。D#ルーキー・・オブ・ザ・イヤーに選ばれます。プロにいってからも彼は超すごい人のままです。その後プロボウルに4回選出。
そんな彼にとって2022年の5ゲームだけというのは、相当に悔しい1年間だったのでしょう。
ボッサのSNS
愛犬と戯れる様子も、イケメンぶりがすごい。いやーーーかっこいいなぁ。
父と祖母と弟と一緒に。お父さんもイケメンだよね、