【NFL2022】プレイオフ事前情報　ジャイアンツvsバイキングス

それでは、次のワイルドカードゲームを紹介します。NYジャイアンツvsミネソタ・バイキングスですね。

開催地：ミネソタ州ミネアポリス　USバンクスタジアム

時間：1月15日16：30〜（JP16日 6:30〜）

【↓↓今日の見出し↓↓】

開催地情報USバンクスタジアム
Wildcard NYジャイアンツについて
注目の選手は、RBサークオン・バークリー
地区優勝　バイキングスの実力は？
WRジャスティン・ジェファーソンは今期一位の実力
数値でみるホームアドバンテージ
まとめオッズはバイキングス優位

それではどうぞ。NFLが日本でもっと浸透しますように。

開催地情報USバンクスタジアム

こちらはかつて、5年前の2018年に第52回スーパーボウルを開催した場所ですね。アンダードッグと言われたイーグルスが、常勝ペイトリオッツを見事に破った歴史に残る名勝負でした。

66,000人を収容する屋根付きの施設ですね。なので大変寒い地域ではありますが、ゲーム中はさほど問題がないだろうと思います。天気の心配がないってのは、やっぱり良いですね。フィールドは人工芝ですので、ハイスピードのゲームが予想されます。一方膝や足首に負担が懸かるので、怪我には要注意です。

Wildcard NYジャイアンツについて

こちらは、攻撃ランキング18位、パスでは26位と振るわないものの、ラン攻撃では2451ydsとリーグ4位の実力です。

しかしQBダニエル・ジョーンズがパスが下手というわけでない。成功率は67.2％とさほど低くもないし、インターセプトはたったの5回となかなかコンサバな内容です。プレイコールがパスよりもランに偏る傾向があるようです。

こちら、カズンズと比較してみると、カズンズが643回、ジョーンズが472回です。ジョーンズのパス攻撃の回数がそもそも200回ほど少ない。代わりに自分がボールキャリアとなり、ランで708ydsを稼いでます。これもジャイアンツの攻撃パターンの大きいところです。

D#チームは、パスでは14位でこれは強み。ファビアン・モロー#37、ダーネイ・ホルムス#30、アドレー・ジャクソン#22、ニック・マクラウド#36ら、セカンダリーは一級品ですので、パス攻撃に強いバイキングスには、かっちり噛み合うのかも知れません。

ですがランで弱みが。27位（損失2,451yds）です。これは課題かも。特にバイキングスにはRBダルヴィン・クックがいますから、LBの仕事は超重要です。ジャイアンツのSジュリアン・ラブ＃20がチームのタックルリーダー（124回）ですので、彼に注目したいですね。

注目の選手は、RBサークオン・バークリー

ペンシルバニア州立大学、ニッタニー・ライオンズ出身のRB。今年のジャイアンツの最大の武器ですね。

今年は1,312ydsのランと、338ydsのレシーブ記録を出してます。スクリメージ記録では、1,650ydsほどでチームの稼ぎ頭ですね。

地区優勝　バイキングスの実力は？

こちらは攻撃が7位のチーム。しかしパスゲームに偏りが大きくて、ランゲームでは27位とあまり振るわない。ジャスティン・ジェファーソンに大きく依存しているといっても良いですね。

D#で全体31位と弱い印象。10点以下しか取れないゲームのときは、相手に40点以上取られるなど、ボコボコにされた展開も多かったですね。

特にパスD#で弱みがあります。ジャイアンツはあまりパス攻撃強くないチームですので、この辺りは大助かりって感じでしょうか。

WRジャスティン・ジェファーソンは今期一位の実力

スターWRのジャスティン・ジェファーソンは、やっぱり凄い。今年はレシービングで、1,809ydsでリーグリーダーです。言うまでもなく、バイキングスの最強の武器は彼ですね。それにしてもLSU出身の選手たちは、ほんとうに良く活躍してますね。

QBカーク・カズンズのパス成功率も65.7%と高いのですが・・・・インターセプトが14回もあり、こちらはリーグワースト2位の記録。（1位は15回のプレスコットです）。まぁ積極的に攻めていく作戦の副作用でもありますね。ここをジャイアンツに狙われるとゲームの流れが大きく変わる可能性もあります。

数値でみるホームアドバンテージ

バイキングスは、USバンクで試合するとき、ぐっと調子があがる。カズンズがバイキングスに来てから、ホームで24勝18敗。今年8勝1敗なんですね。ロードで投げるとパッサーレイティングが85.8になるのに対して、ホームだと99.5になります。またインターセプト率もなんと1 / 3になるという。とっても不思議な数字がでてます。

なので、今回もホームアドバンテージがバイキングスに有利に働くのじゃないかなと思います。