僕が好きなQBアーロン・ロジャーズがいるグリーンベイ・パッカーズ。今年は全然だめじゃ~ん!と思っていたら、なんと後少しでポストシーズンにいけるところにいます。
さて、どんな状況か。ちょっと整理します。
NFLが日本でもっと浸透しますように。
パッカーズは4連勝中
なんと、グリーンベイ・パッカーズは数週間前まで、4勝8敗の戦績で、プレイオフになんていけないと思ってました。それがここすべての試合で勝利。4連勝して8勝8敗までやってきてます。この状況は、多くのプレーオフ進出の候補チームに恐怖を与えてるんですね。
NFCポストシーズン進出が目前にまで来ている。先のWeek17での戦いぶりもバイキングス相手に恐ろしく強い勝ち方をしました。調子をぐんぐん上げてきてます。
プレイオフ進出が懸かるライオンズ戦
そんなパッカーズですが、まずWeek18 の最終節で、デトロイト・ライオンズに勝利しなければなりません。名門のライオンズは長いこと弱小でしたが、今期はパッカーズと同じく8勝8敗。これに勝利すればライオンズに先んずることができます。また、同着のシーホークスが勝利したとしても、パッカーズが追い越すことになります。
しかし、相手も同じ条件です。パッカーズに負けるわけには行かない。長いこと「ミシガン大学のほうが強いんじゃないか?」などと地元民にも揶揄されてきた鬱憤を晴らす大きなチャンスなんです。全体1位指名のQBジャレット・ゴフが名誉挽回する上でも、超大切なのが、この最終節です。
変貌を遂げたパッカーズ
1ヶ月ほど前には「2022年シーズンは終わった!せっかくなら、新人QBジョーダン・ラブに先発させて経験つませてやれよ。」などと言われていました。
しかし、今は違います。あとひとつ勝利したらプレイオフ、王手というところにいます。ロジャーズがO#を動かし、コンスタントにファーストダウンを獲得。D#チームもしっかり機能していまして、この3試合だけなら、1試合あたりの失点数は8番目に少ないのです。ランD#ならば6番目に強い成績。
パッカーズが4勝8敗だったころ、DCのジョー・バリーを解雇せよと声が大きかった。しかし、HCのマット・ラフルーアは誰か一人を責めることなく、チーム全体の責任だと強調。そこらあたりからパッカーズD#は大きく変わってきました。
この4試合でD#チームは9つのインターセプトに、3つのファンブルフォースを達成しています。1試合平均17点失点と改善され、カバレッジのミスなどが激減しており、チーム内のコミュニケーションが円滑になっていることが想像できます。彼らD#が図に乗ることはなく、きっとライオンズ戦も素晴らしいチームワークを発揮するでしょう。
活躍を見せるRBアーロン・ジョーンズ
毎試合、どこかを怪我しながら、試合に望んでいる不撓不屈のファイター。それが二人目のアーロンです。昨週のバイキングス戦では、全スナップの40%で16タッチ。ランプレイとパスプレイの合計113ydsを獲得する大活躍。
彼が日曜日のライオンズ戦で同じようなプレイができれば、パッカーズO#はまた多彩な攻撃パターンを発揮することができます。またAJディロンと組み合わせることで、120yds以上のスクリメージ記録を達成できるのでは?
初戦ではライオンズが勝利している。
この2チームはシーズンの初めのあたり、第9週で対戦しており、その試合はライオンズが勝利しています。その後の戦績は、パッカーズが5勝2敗、ライオンズは6勝2敗。しかもサンデーナイトゲームです!めっちゃ盛り上がる名勝負になりそうな予感!
ゴフの攻撃が、地元ランボー・フィールドのファンの力を背負ったパッカーズのD#をぶち破ることができるか。それともグリーンベイの凍える寒さがライオンズの攻撃を妨げるか。めちゃくちゃ楽しみな最終節です。