Week14が終了して、残すところ、あと3試合のみ。コロナウイルスで騒がれた今年のシーズンもあっという間に終わってしまいます。
さて今回の記事では、現在のNFC AFCでのプレーオフ状況を俯瞰したいと思います。
NFLが日本でもっと浸透しますように。
それではどうぞ!
- AFC 地区優勝!西地区カンザスシティ・チーフス
- AFC プレーオフ確定!北地区スティラーズ
- AFC 東地区も大混戦
- 大接戦の南地区
- ケンカ勃発な北地区
- ワイルドカード争いの西地区
- NFC 地区優勝一番のり!グリーンベイ・パッカーズ
- NFC プレーオフ確定。セインツ
- 混戦の東地区はワシントン優位か?
- 南地区では、バッカニアーズが狙ってる
- 超盛り上がりの西地区
- まとめ
AFC 地区優勝!西地区カンザスシティ・チーフス
AFCで地区優勝一番のりをあげたのは、昨年のチャンピオン、カンザスシティ・チーフスでした。Week14ではマイアミ、ハードロック・スタジアムに乗り込み、ドルフィンズと対戦。若手QBタゴバイロアにディフェンスは苦戦し、マホームズもドルフィンズD#に攻め込まれるシーンもありました。
しかし、やはりハイパーオフェンスのチーフス。殴られたら2倍やり返すの精神で猛烈な攻撃を見せて33-27の接戦をものにしました。それにしてもドルフィンズも強いっす。
これでチーフスは5年連続の地区優勝決定。その中でスーパーボウルを優勝。チーフス・キングダムを確かなものにしつつあります。やはりHCアンディ・リードの手腕たるや、相当なものですね。
AFC プレーオフ確定!北地区スティラーズ
爆連勝だったスティーラーズはWeek13で敗北したが11勝1敗。2位ブラウンズと2勝差をつけての首位。本日開催のドルフィンズ戦を含めて、残り4試合あります。これらすべてを敗北したとしても、プレーオフ進出は決定しました。
ドルフィンズを含めて、残り4試合。どれも優勝争いしてくるチームです(ベンガルズを除いて)。なのでスティーラーズも悠長にはできません。まずは本日のビルズ戦を勝利しなければ、ブラウンズが迫ってきますからね。
AFC 東地区も大混戦
まず東地区。ここはまだまだ優勝争いが熾烈化してます。地区首位を走るのはビルズですが、ひとつ差をつけてドルフィンズが追いかけてきています。
勝利数はビルズ9、ドルフィンズ8。他地区と比べてもどっこいなので、2位になってもワイルドカードでの出場もまだまだ当落線上にあります。
これドルフィンズの残り試合予定。どれも大注目の試合なんです。1つも負けてならんという流れで、最後に優勝争いするビルズと直接対決!この1月3日のゲームは相当盛り上がると思います。
大接戦の南地区
タイタンズ・コルツがお互い9勝で並んでいる南地区。もうお互い一歩も引けないデッッドヒートを繰り広げてます。実力伯仲といった形で、どちらが優勝するのか、まだまだわかりません。
タイタンズの残り試合は、ライオンズ、パッカーズ、テキサンズ。ライオンズはスタッフォードが肋骨を故障しており、優勝争いからも遠いので、温存してくるはず。なので勝利は硬いかと。そしてパッカーズも優勝決定してますから、大怪我のリスクを避けたプレイをしてくるでしょう。ということで、残り3パンチはちょっと安心。
方やコルツの残り試合は、テキサンズ、スティラーズ、ジャガーズ。同地区のテキサンズ、ジャガーズが3試合の残り二つ。実力差では2勝は確定ですが、スティーラーズが地区優勝を狙ってくるので、結構厳しい試合になるかも。
ケンカ勃発な北地区
北地区は、スティーラーズがプレーオフ進出を決定づけていますが、まだブラウンズが2勝差でいます。もしブラウンズが4勝して、スティーラーズが1勝しかできなければ、地区優勝の構図が変わります。
ブラウンズの残り4ゲームは、ライバル対決だらけ。この上がり4ホールは、めちゃくちゃ盛り上がりますね。この流れからの同地区ライバル、レイブンズ戦が全米放送のMNF。否が応でも盛り上がる展開です。最後に強敵スティーラーズが待ち構えます。こんなドラマ最高です。
ブラウンズを狙うのは3位のレイブンズ。こちらも現在7勝ですから、残り3ゲームを連覇すれば、まだ2位でのワイルドカードの目があります。そのためボルチモアもかなり熱いゲームをしてくる予想です。
しかも、今日のMNFでライバルのブラウンズと直接対決。これに勝利すれば、残りはジャガーズ、NY、ベンガルズと、格下ばかり。2位の目だけでなく、地区優勝の可能性もまだあるのです。
ワイルドカード争いの西地区
AFC西地区は、チーフスが優勝を決定づけました。しかし2位にいるラスベガス・レイダースも7勝しており、ワイルドカードの有力候補です。
残り3試合のうち、強敵はドルフィンズです。東地区でドルフィンズは優勝争いをしています。その差1勝。当然ですがレイダースには負けるわけに行かないんです。レイダース戦を落とせば、地区優勝は見えなくなりますからね。総力戦で望んでくるでしょう。
NFC 地区優勝一番のり!グリーンベイ・パッカーズ
乗りに乗ってるパッカーズがライオンズに勝利!10勝目をあげました。これで2位のバイキングス6勝と決定的な差ができ、地区優勝が決定しました。まぁ正直バイキングスとは勝利差があったとしても、やはりパッカーズの方が強いと思いますが・・・(ファンなので贔屓目に見てます)
パッカーズはHCが新しくなってから若い。生まれ変わったかのようです。WRダバンテ・アダムスは伸び伸びとプレイするようになりましたし、ベテランのアーロン・ロジャーズでさえも、動きが機敏になってるように見えます。
かつてのHCはカウボーイズに着任しましたが、目も当てられない厄年状態ッス・・・ダラス涙。
NFC プレーオフ確定。セインツ
セインツも地区優勝こそまだ未確定ですが、プレーオフを確定しました。現在10勝でしたが、なんとイーグルスに敗北してしまい、今後が心配。2勝差があるタンパベイ・バッカニアーズの存在が怖い。
というのも、やっぱりエースQBのドリュー・ブリーズ不在がでかい。実力的にも精神的にもチームの柱だったので、この終盤での怪我はかなり怖い感じがあります。テイサム・ヒルもすごい選手なんだけど、ブリーズとの併用で生きてくる部分も多いにありました。
残り3ゲームのうち、チーフス戦があります。チーフスは地区優勝を決めてますから、ひょっとしたら少しマイルドな戦い方になるかも知れません。セインツのD#がセインツを止めることは十分あると思います。期待。
混戦の東地区はワシントン優位か?
QBをアレックス・スミスにセットし直した途端に、チームの状態がよくなってきたワシントン。ここは勝利数よりも、早く名前決めてくれよと言いたくなる。Week13では、無敗のスティーラーズに土をつけて、Week14では49ersに勝利。チェイス・ヤングの調子も右肩上がり。このまま地区優勝あるかも。
南地区では、バッカニアーズが狙ってる
セインツを追うバッカニアーズは8勝で2位。セインツの調子次第ではまだまだ地区優勝の可能性もあります。
残り3試合の内、ファルコンズ戦が2回も。しかもほぼ続けてあります。この試合運びが吉と出るか。残り3ゲームを全敗することは考えられないんで、おそらくですが、プレーオフ進出は手堅いと思います。
超盛り上がりの西地区
もう、大混戦の大盛りあがりが西地区。シーホークスもラムズもめっちゃいい。強い。これはマジでどうなるかわからん。僕的にはシーホークス応援してますが・・・。
ラムズは残り3試合で同地区のシーホークスと激突。この展開去年もあったよな。まずはJETS戦をしっかり勝って、10勝目を上げてシーホークスにプレッシャーを掛けたい所。その後直接対決!本当盛り上がる地区です。最後にもカーディナルズがいます。実はアリゾナも2勝差ですから、もし差がつまればワイルドカードの可能性が十分あります。
シーホークスはワシントンと対戦した後にラムズと対戦。多分ラムズはジェッツ戦を勝利してくるから、シアトルは絶対にワシントンを倒して、10勝同士で直接対決をしないといけません。これは楽しみですね。
まとめ
さてさて、本当に残り試合3つとかになっても、まだまだ乱戦、混戦状態。NFLって最後の最後までわからんから、本当に見応えありますね。
さて、プレーオフに進出してくるのはどのチームでしょうか!みんながんばれー!