ロバート・クインは、かなりのベテラン選手にも関わらず、2021年に18.5サックを記録しました。
また通算100サックを記録した、史上60人目のNFL選手になった男です。
大学時代
サウス・カロライナに生まれた彼は、地元の高校でアメフトとレスリングをするなどしてアスリート界で有名になっていきます。
そして近くにある、ノース・カロライナ大学に進学します。初年度から活躍し、2年時にはオールアメリカンに選出され、最優秀D#選手賞にも選ばれました。
しかし、最終年度の3年時。どうも海外からの輸入などで関税に嘘をついたとのことで、NCAA(全米体育協会)から1年間出場停止の大きな処分を受けてます。プロを目指す選手としては、大きなアピールタイムを失ったわけです。
しかし、そんな状況にも関わらず、NFLのスカウトチームは、クインを最上位の選手として目を離しませんでした。そして見事1巡指名を勝ち取るわけです。
プロでのキャリア
2011年1巡、全体14位でクインは指名を受けました。当時のセントルイス・ラムズです。そこでクインは7年を過ごします。3年目に7回のファンブルフォース、QBヒットは34回、19本のQBサックをし、オールプロの1stに選出。
翌年も2桁のQBサックをあげ、ファンブルフォースは5本でリーグトップ。プロボウルにも連続選出され、ロバート・クインの名を轟かせました。
クインは2018年にマイアミに移籍。その年ラムズはスーパーボウルに登場するも、対するペイトリオッツにコテンパンにやられました。このとき、NEは完璧にゲームをコントロールしましたね。残念ながらクインはスーパーボウル進出の機会を失いました。
2019年にはダラスへ。そろそろピークが過ぎたかと思ったクインでしたが、ここでも12本のサックをあげます。
2020年シカゴへ。そして2021年には18.5サック。なんと11年目のベテランの選手が出す記録ではないです。やっぱりこの人はすごい。
私生活
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彼の妹、ジャスミン・カマチョさんは、プエルトリコの陸上選手。なんとオリンピックのハードルで金メダルを獲得している超アスリートです。
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クインはNFL選手にしては珍しく、Tatooを入れてない。誰も彼もが入れ墨いれてるわけではないんですねー。
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妹さんがいるケンタッキー大学に、息子と娘を連れて観戦。とても家族を大事にされていますね。