タンパベイ・バッカニアーズに来てから、リーグトップの選手に大化けしました。スーパーボウルにも優勝するし、彼の移籍はめちゃくちゃ大成功でしたね。
さて、少しだけ掘り下げてみましょう。
大学時代
バレットはネブラスカ州にある孤児院の出身です(写真)。ボーイズタウンという孤児院(高校)ではアメリカン・フットボールチームを運営されていて、彼はそこで全州オールスターのDLとして活躍。自分の生きる道を見つけた瞬間でした。
彼はもともとコロラド州立大学の出身です。そちらでプレイしていたのですが、そこからネブラスカ-オマハ大学へ転校します。
2010年彼はスターターとしてゲームに登場。大学でのキャリア累積で246タックル、18サック、3回のインターセプトをあげます。しかしま、ネブラスカ-オマハ大学はFBSでもFCSでもなく、ディビジョン1のチーム。注目はさほど浴びませんでした。
プロでのキャリア
彼はドラフト外でブロンコスと契約をします。このトップ100リストで、初めて登場するドラフト外選手ですね。ブロンコスと契約するものの、彼はずっとバックアップ要員でして、契約金額もNFLの最低保証額に近い安いものでした。
それが2019年に一念発起してバッカニアーズに移籍。バックスも別に大した成績を残してないバレットにはあまり大きな期待はしない。契約はこの一年で勝負と1年だけした。
しかしバレットはバックスデビューのパンサーズ戦。なんとQBキャム・ニュートンを三度サックします。この活躍にはバッカニアーズだけでなく、移籍前のブロンコスもびっくり。こんなにやれる選手だったのかと、驚かせました。
2020年にはフランチャイズタグを獲得し、LBトップレベルの年俸となる15.8M を獲得。そしてその年も見事に活躍し、スーパーボウルでチーフスを下します。バレットはQBマホームズを1回サックしました。
そして2021年。契約延長です。彼は4年で$72M (年俸24億円)の契約を締結しました。当初ドラフト外で引退ギリギリだった選手が、鰻登りのように成長していく様はあまり無いことです。
私生活
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素敵なファミリー・フォトです。奥様との間には二男二女を授かったようです。まだまだ赤ちゃんの女の子がいますね。それにしても、みながふっくらしています。
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奥様のジョーダンナさまともラブラブのご様子。羨ましい限りですね。