NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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グロンコウスキーが引退したよね。改めて振り返ってみようか。

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Bradyとのコンビはまさに史上最高だったかも。87と12を足して99。ほぼ100点の二人でした。

【Tom Brady write】

Teammate, friend, brother, just a few of the words that come to mind when I think of @gronk. Nobody has ever embodied the idea of “leaving it all out on the field” like Rob has throughout his entire career. Every single snap, I knew that no matter how many people you put in front of him, he was going to get to his spot.

Even more important is the person he was off the field. Focused when he had to be, and FUN the rest of the time. Having Gronk in your locker room was every NFL players dream. I’m proud of all that we’ve accomplished together, and even more excited for all you have ahead of you.

Congrats Gronk, you deserve it.

 

今回はタイトエンドの概念を変えた男。グロンコウスキについて振り返ってみます。

【↓↓今日のお題↓↓】

NFLが日本でもっと浸透しますように。ではどうぞ。

 

 

グロンコウスキのプロデビュー

彼がプロになったのは、2010年のドラフトです。ニューイングランド・ペイトリオッツは、2巡目全体42位で彼を指名しました。

 

この年のドラフトでペイトリオッツは、最初にD#のFSデヴィン・マコーティを、そして二番目にTEのグロンコウスキを指名。この二人が後のペイトリオッツを更に最強にしていくキープレイヤーになっていきましたね。

 

大学はアリゾナ大学。3年目のときに1年間で10本ものタッチダウンを決めており、体の巨大さもあり、NFLのスカウトの目に止まったそうな。

 

彼の出身のまちは、NY州のアムハーストという町。バッファロー・ビルズの本拠地の近くで、車ですぐにナイアガラの滝があるところです。バッファローの近くなので、都会の郡部という感じの場所でしょね。

 

プロでのスタッツ

2010年 NFLデビュー。
2010-2018年 NEペイトリオッツでプレイ。スーパーボウル3回優勝
2019年 引退をする。
2020年 ブレイディの誘いで復帰を決意。バッカニアーズでスーパーボウル優勝
2021年 バッカニアーズで2年目を過ごす。
2022年 もう一度引退。

オールプロに4回、プロボウルに5回選出されています。

【通算記録】
スーパーボウル出場6回、優勝4回。(2014,16,18,20)
92タッチダウン、9,286Yards獲得、
960回ターゲットになり、621回キャッチ(成功率64.6%)

 

2014年シーズンでは、大きな怪我から復活し、NFLカムバック選手として表彰されています。でもスゴイのは同じ年に、NFL最優秀攻撃選手賞のリストにあがっていることです。こちらは5位の評価でしたが、大怪我からここまで成績を戻すのは、相当な努力があったことだと推察します。

 

他のワイドレシーバーとの比較

年間レシーブ記録が1,000ydsを超えてるシーズンが4回あります。これはスゴイですね。TEとしてここまで記録を伸ばしたのは、あまりいません。しかし、他のシーズンは他のWRと比較すると、やはりそないに大きいわけではない。またキャッチ成功率は64.7%と然程と思います。

 

しかしグロンコウスキは、レッドゾーンに入ってからがスゴイ。決めたい!1stダウンほしい!!TDが欲しいっていうときに、必ずキャッチしてくれる。決めてくれる存在ってのがでかかったですね。

 

オフ中はプロレスラーだった

この人、本当に脳筋というか。底抜けに明るいというか。オフシーズンにリッチマンな遊びしてりゃいいのに、人前に出たがりなんですよね。大観衆の声にアドレナリンがでるようになっちゃってる。

今でもプロレスリングの世界が好きなようで、レッスルマニアのイベントに参加しているようです。本当にお祭り男。

 

パリピを貫き通した男

彼はもう底抜けに明るい男なんですよね。若い人のパーティースター。リア充の最高潮の人間がグロンコウスキです。地味で根暗な僕にはキラキラしすぎてます。アメリカの理想とするスクールカーストの最頂点って感じ。

 

こないだのラスベガスでのドラフトでも、彼は自分のブースを用意して観客を沸かせていました。ボール投げたり音楽かけたり。トラビス・ケルシーや、ジュリアン・エデルマンなどいろんな友達呼んできて。他のチームだろうが、関係なく人付き合いするのが、彼の魅力です。

 

ラスベガスは「グロンコビーチ」で大賑わい。ドラフトなんてそっちのけで、飲めや踊れやの大騒ぎだったそうです。

 

「あの」パフォーマンスの生みの親

有名なタッチダウンセレブレーション。ボールを地面に叩きつける、スパイクというのは、グロンコウスキが初めてやったらしいです。それまではやはり、ボールに対するリスペクトというか。誰もやってないみたいですね。

 

それどころか、栄光のロンバルディ・トロフィーですら、ふざけて壊してしまう。こんな事するやつ、他にいませんよ。あの自由の国アメリカでも物議醸してますからね。

 

でもそれをやってしまう男。壁を難なく蹴破る男。そこに皆が憧れてしまうのですね。

 

まとめ

ロブ・グロンコウスキが引退する理由は、NFLにやり残したことがない事。それと精神的な不調もあるようです。ハードに当ってきましたから、後遺症もあることでしょう。無事の回復を祈ります。

 

でもきっと、アメフトへの情熱は変わらないでしょう。母校アリゾナ大学でまた学生や子どもたちの指導に情熱を燃やしてほしい。そして学生たちよりも目立ってしまう、ダメなコーチになって欲しい。そう願ってます。

 

奥様とも末永くお幸せに。グッバイ!