アメリカでは、国民的スポーツとして誇りと憧れの的であるアメリカンフットボールも、日本にいけばマイナースポーツの一つ。
僕のブログは、「日本でもっとNFLが浸透すること」を目的に書いていますが、もっと昔からアメフトというマイナースポーツを題材に、漫画を描かれた猛者がいます。
今回はそんな「マイナーなアメフトをテーマに選んだ」という希少な「アメフト漫画」についてまとめてみたいと思います。
日本でもっとNFLが浸透しますように。
- ①アメフト漫画の金字塔!大ヒットの「アイシールド21」
- 自分と向き合うキャラクタ達に涙する
- ジャンプの定番 登場人物の必殺技に胸アツ
- 作者は村田雄介さん 現在執筆中作品はワンパンマン
- 他にもあるぞ、こんな漫画
- まとめ
①アメフト漫画の金字塔!大ヒットの「アイシールド21」
ジャンプの王道である「友情・努力・勝利」の方程式がしっかり組み込まれた名作。チビで貧弱の主人公がアメフトという舞台でヒーローになっていくというストーリー。
気の小さい主人公の小早川瀬那は、「自分は目立たない黒子の存在でいたい」という思いから、アイシールドで姿を隠しながら試合にでるという展開がいい。アメフトを通じて少しずつ変化が表れ、自分の意見を言える人に成長していく。気弱な人間が仲間に認められ、本当の自分を開放していくというストーリー展開は、僕みたいな根暗人間に明るい光をくれる大好物だ。
作中の中では、主人公のセナはとことん自信がない存在として描かれていく。しかし、強者になれなかった悲しみというのは、多くの強そうな男達ももっているものだ。萎縮してる仲間を勇気づけるように、アメフトの名コーチの導きの言葉が語られる。これがまた泣けるんだな。
自分と向き合うキャラクタ達に涙する
仲間に恵まれ、レギュラーになり女性ファンも多い人もいる。またキャプテンになり子分を従えているやつもいる。主人公の小早川瀬那からすると、彼らは「憧れの存在」だし「圧倒的リア充」に写っている。しかし、心中を描いてみると、同様に悲しみを抱いているのだ。
この漫画はそういう弱い人間を応援する讃歌なのだ。彼らが自分と向き合い、苦難に打ち勝ち、どのようにして迷いを断ち切っていくのか。まさに人間ドラマの群像劇でもあるのです。
ジャンプの定番 登場人物の必殺技に胸アツ
小早川瀬那のポジションはRB。カットバックと俊足を生かして目の前から煙のように消えていく。作中では「デビルバットゴースト」という必殺技で描かれていて、きっとサークオン・バークリーのような動きをするんだろうなと思います。
その他にも、ロデオ・ドライブや、デビルバックファイア、槍タックル、60ヤードマグナムなど、作中のキャラの個性を象徴するような魅力的な技がたくさんあります。
作者は村田雄介さん 現在執筆中作品はワンパンマン
作者は村田雄介さん。僕と同い年でワンパンマンを書いている人です。圧倒的画力の持ち主で画面に引き込まれますね。村田さんに何か絵を描いてほしいものです。
他にもあるぞ、こんな漫画
僕が調べた中では、この3作品だけがアメフト漫画としてリリースされたようです。
①フットボール鷹
こちらは名作「巨人の星」を描かれた川崎のぼるさんが作者。野球作品同様スポ根を基本とし、幼少期に出会ったボブ・マッケンジーを師としてNFLを目指していくというストーリー。全6巻
②ノーハドル
西山優里子さんが1991年に少年マガジンにて連載した作品。主人公はバスケ部でラフプレイで退部に。その後アメフトと出会いハマっていくというストーリー。全5巻
③5ヤーダー
キテレツなアメフト漫画。作者は守谷哲巳さん。リリースされたのは1977年の月間チャンピオン。大和高校に転向してきた主人公が、他の部活のキャプテンを次々とアメフト技で倒しアメフト部に吸収していく。他校との試合を重ねていくが、段々と悪魔軍団との対決になっていくハチャメチャストーリー。
こちらについては、ジェッツ狂の宴さんにて、素晴らしい記事が書かれてます。是非ご一読ください。必笑まちがいなしです。
まとめ
いかがだったでしょうか。アメフトって本当マイナーですね。一度全国で部活数を検索してみようかな。野球サッカーが人気なのは知ってますが、他のスポーツの状況はどうなんでしょうね。アメフトはどのくらいの位置にあるのか。気になってきました。
また見逃している面白い作品があれば、教えてくださると幸いです。それでは。日本でもっとNFLが浸透しますように。