今年のシーズンは怪我人が多いように思います。まるで2年前の2017年シーズンみたいです。あの年も主力QBやスターWR、DEなどの離脱が多く、あらゆるチームで変化を余儀なくされていました。今年もまた怪我で苦しむ選手たちが続出しています。
今回の記事では、IRでシーズンエンドとなった主力級の選手たちを報告します。日本でもっとNFLが浸透しますように。
数多くの選手がシーズンエンドを迎えている
さて、今年も同じく、シーズン序盤からチームの中心となるQBがどんどん怪我していました。そして折返しを迎えた現在、また更に怪我のため戦線を離脱する選手が続出しております。
【 J.J.ワットが怪我したプレイ】
Look out for No. 99.@JJWatt | #OAKvsHOU pic.twitter.com/wE7w4QDGWk
— Houston Texans (@HoustonTexans) 2019年10月27日
ものすごい勢いでRBにタックルしています。しかしこのプレイで左肩から落下し、大胸筋を断裂したようで、それが原因でシーズンエンドになりました。
【IR入してしまったスター選手たち】
CBマルコム・バトラー 手首の怪我
CBトルメイン・ジョンソン 足首の怪我
WRデショーン・ジャクソン 手術後の養生
DE J.J.ワット 胸の怪我
RBラマー・ミラー ACL
WRトラヴィス・ベンジャミン Quad
DEステフォン・トゥイット 胸の怪我
TEジョーダン・リード 脳震盪
C マイク・パウンシー 首の怪我
他にもたくさんいますが、これだけでも十分多いです。
QBキャム・ニュートン 足首の怪我でシーズンエンド
そして、先日、パンサーズのリーダー。QBキャム・ニュートンのIRリスト入りの報告がありました。彼がシーズン途中から帰ってくるのを期待して待っていましたが、残念なことに今年の復帰は叶わなくなりました。
彼のことは、ドラフト1位指名で入団し、スーパーボウルまで進出したスターアスリート。しかし対戦相手のブロンコスに負けた。あの時の敗北した記者会見を今でも思い出します。ふてぶてしく、苛立ちを隠そうとせず、全身から気持ちが溢れていました。それ以来、彼のことは「人として未成熟だなぁ」という印象をもっていました。
しかしアマゾンプライムのカロライナ・パンサーズ編を見て、認識が大きく変わりました。彼が人間として人格を磨き成長し、チームを強くすること、勝利するために、チームメイトを励まし、リーダーシップを発揮し、大変貢献していることを知りました。
それ以来、パンサーズのことがとても好きになりました。キャム・ニュートンも今年で9年目。かなりベテランの域にきました。ブレイディやブリーズのように、同じチームで40歳までプレイできる保証はありません。きっとパンサーズの主力でいられるのも、あと数年。だからこそ今年のシーズンエンドはとても悲しい。
彼の怪我は必ず治る
キャム・ニュートンの今回の怪我は「midfoot sprain」、平たく言うと足首の捻挫で、も少し詳しく言うと中足部の筋違い。
舟状骨、立方骨のあたりですね。この怪我は、養生さえしっかりすれば、必ず治るそうなので、今シーズンしっかり休んで完全に治して、来年またパンサーズを明るく引っ張って欲しい。そう願うばかりです。
こちらの記事もオススメ