2013 / ドラフト外 / ミネソタ州立大学マンカト校
前回の36位に引き続いて、33位にランクインです。すっかりバイキングスの名物レシーバーになったシーレーン。契約金額もアップして、ドラフト外スタート契約選手たちの希望の星です。
18シーズンハイライト
113回キャッチ(リーグ5位)、1,373ydsレシーブ(リーグ9位)、キャッチ率73.9%!!!!と大変な大活躍となった18シーズンでしたね。彼はルートランが非常にうまく、敵CBから離れるのがうまい。そしてキャッチが上手なので、少しの隙間さえあれば、ガンガンパスを捕ってくれます。
キャリアを通して
2014年からバイキングスと契約しているシーレーン。6年目となるキャリアをもってる中堅どころという印象です。もともとドラフト外での契約ですから、当初はなかなか出番もないのが続いてます。(1年、2年目はパスターゲットになってるのが10~20回)。
三年目から彼の才能や努力が花ひらいて、ターゲット92回、900ydsを超えるレシーブを記録するように。そして4年目2017年に憧れだったプロボウルにも選出され、今なおキャリアハイの記録を出してる。まさに上り調子のWRです。
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地元を愛するシーレン、大学からプロ入までの苦労
シーレーンはミネソタ州 デトロイトレイク市生まれ。小さい頃から地元球団バイキングスのファン。小さい頃から、殿堂入りしてるWRクリス・カーターのサイドライン際のつま先キャッチを、家の裏庭で練習して育った筋金いりです。高校時代はアメフト、野球、バスケ、ゴルフの4種競技に挑戦してます。そしてミネソタ州立マンカト大学に進学します。
2009-2012年の4年間をプレイ。2年生時点からスターターとして起用され、3年の時には主戦力メンバーとして活躍。最後の4年の時に1,176ydsをキャッチする記録を出しています。
2013年ドラフトコンバインには招待されませんでした。しかし彼は諦めず、シカゴやダラスで開催された地域のコンバインに参加。そこで40yds4.45sを出し、NFLコンバインのトップ20のWR陣と同じレベルであることを示しました。
それでもやはり、シーレンがドラフトで名前を呼ばれることはなく。5月6日にドラフト外で3年1.36M$で契約。これでようやくギリギリプロ選手になれました。しかし、同年8月末にロースターからカット。翌日から練習生として在籍する苦労に。結局2013年はNFL選手ではなく、練習生としての1年を過ごすことになりました。
シーレーン家には2人の男の子が誕生
シーレーンは、奥様カイトレインさんと4年前の7月に結婚。その後二人の男子を授かっています。
二人の共通の趣味は、シーレーンが高校時代に始めたゴルフ。夫婦で楽しむスポーツって素敵ですよね。
シーレーンはアメリカン・チャンピオンシップのファイナルゲームにも参加してます。ゴルフは趣味の域をすっかり飛び越えて、プロ手前くらいの腕前です。