レギュラーシーズンが終わり、プレイオフに突入したチームはスーパーボウルを目指して対戦相手の研究に余念がないわけですが、進出できなかったチームは、来シーズンに向けてチーム再編のため、自分たちと向き合っていく時間になります。
NFLには32チームが存在し、そこから上の画像の丸印12チームがプレイオフに進出しました。残る20チームのうちバツ印を付けた8チームが、HCを解任する大きなリストラを決めました。今回の記事ではそんな8チームを紹介しましょう。
NYJETS Todd Bowles(トッド・ボウルズ)
2015年からJETSを率いてきた人。彼の戦績は24勝40敗とかなりの負け越し。4年シーズンで3年が地区最下位。ファンも彼を首にすることはやぶさかでないでしょう。
マイアミ・ドルフィンズ Adam Gase(アダム・ゲイス)
2016-2018の3年間という短い任期でした。3年間の戦績は23勝25敗と勝ったり負けたりを繰り返してきた。就任初年度は10勝をあげ勝ち越しできたが、2年目、3年目と負け越しが続き、オーナーのステファン・ロス氏も改革のメスをいれたようです。
シンシナティ・ベンガルズ Marvin Lewis(マーヴィン・ルイス)
2003年から16年間もの長期間HCを務めてきた人。戦績は131勝122敗。プレイオフ進出は7回。地区優勝は4回。しかし常にワイルドカードで負けてきた弱小チームというレッテル。この3年間では負け越しが続き、ついに名伯楽の彼にも人事の手が押し寄せてきました。
クリーブランド・ブラウンズ Hue Jackson(ヒュー・ジャクソン)
彼については既出なので、またこちらの記事を参照ください。
デンバー・ブロンコスVance Joseph(ヴァンス・ジョセフ)
2017年からHCを務めたまだ若手の部類に当たる人。ブロンコスは第50回スーパーボウルを優勝したんだけど、その後鳴かず飛ばず。彼もまた解雇されちゃいました。
グリーンベイ・パッカーズ Mike Mccerthy(マイク・マッカーシー)
2006年からパッカーズを率いてきた名将。スーパーボウル優勝の2010年以降、なんだかスーパーボウルに出場できない。スーパースゴイQBアーロン・ロジャーズを擁しておきながら、昨年・今年は負け越しのシーズン。プレイコールもこれといって変化がなく、ロジャーズ頼りな面が多いと言われ、解雇されました。
タンパベイ・バッカニアーズ Dirk Koetter(ダーク・コッター)
2016年から3年間HC職を務めました。2019年からはアトランタ・ファルコンズのOCとして就任します。コッター政権は3年でしたが、うち2年が最下位。スター選手を上手く活かせないまま、今年もシーズンエンド。HCを解雇です。
アリゾナ・カーディナルズ Steve Wilks(スティーブ・ウィルクス)
2018年にHCになった人。結果は知っての通り、3勝13敗というメッタクソやられたシーズンでした。QBジョシュ・ラーセンを獲得したことも失敗かも。とにかくこれだけやられると解雇処分は当然かと思います。前HC、ブルース・アリアンズはタンパベイ・バッカニアーズのHCに就任になるとかで。誰が新HCに就任するのでしょうか?