先日、ESPN社が表彰するESPYsの発表会がありました。
アメリカ、また世界中でスポーツの情報を発信するメディアであり、実際に数々のスポーツチームのオーナーでもあります。現在、世界でもっとも巨大で情報網が全世界に張り巡らされてる組織。スポーツ界の巨人がESPN社です。
そこが開催するアワードがESPYsです。褒章される方々は、アメリカ4大スポーツを始め、ゴルフ、サッカー、オリンピック、など数々の人たちがいます。今回は、そこで褒章されたアメフト関係者を紹介します。
ベスト・チャンピオンシップ・パフォーマンス賞
優勝決定戦と言われるチャンピオンシップで、最も素晴らしい活躍をした人物を表彰するものです。NFLのスーパーボウルを優勝したフィラデルフィア・イーグルスのQBニック・フォールズが選ばれました。
会場には、チームメイト達が駆けつけており、フィリースペシャルのアサイメントがデザインされた裏地を使ったスーツでQBフォールズの栄誉を讃えていました。
ベスト・モーメント賞
モーメントってのは瞬間って意味です。日本語にすると、「最高の瞬間」って意味ですね。これはNFLのディビジョナル・プレイオフで、大逆転劇をしたミネソタ・バイキングスとニューオーリンズ・セインツの試合。
ケース・キーナムが投げたロングパスを、WRステフォン・ディグスが空中でキャッチ。相手FSがそれをミスタックル。そしてそのままタッチダウンという劇的決着のゲームでした。
ベスト・カレッジ・アスリート賞
大学すべての競技で最も優秀なスポーツマンに選ばれたのが、オクラホマ大学スーナーズのQBベイカー・メイフィールド。確かに2017年シーズンはメイフィールドが無双モード全開。ハイズマン賞を始め数々の賞を総なめしたキャリアハイとなるシーズンでした。
クリーブランド・ブラウンズからも、全体1位指名を受けて晴れてNFLプロ選手に。しかし、皆が羨望を集める晴れ舞台での表彰に、ポケットに手を突っ込んでスピーチするとは。なんか、ジョニー・マンジールの再来なのかと心配してしまいます。
ベスト・NFL・プレイヤー賞
NFLで最も優秀な選手に選ばれたのは、やっぱり、QBトム・ブレイディ。こればっかりは何も異論がないよね。
ブレイディがこの賞を受賞したのは今年で2回目(前は08年)。ブレイディは最優秀スポーツ選手賞と、新記録樹立選手賞の両方にノミネートされてましたが、こちらはアイスホッケーとテニスに負けました。
40歳を迎えるブレイディですが、誰がみてもアメリカ最高のQB。来年が最後のシーズンになるのか。それとも45歳まで現役なのか。彼の伝説はまだ続きます。
ベスト・メール・アスリート賞
全米すべてのスポーツマンの中でトップに輝いたのは、アメリカンフットボール選手ではなくて、アイスホッケー選手の、アレキサンダー・ミカイロビッチ・オベチキン。NHLのプレイヤーで、ロシア人です。ワシントン・キャピタルズの左ウイングの選手です。現在32歳。
アイスホッケーみたことないから、全然知らんのやけど、前歯がないんだね。