ブラウンズドラフトに幸多かれと願います。
この67年間でブラウンズが指名してきたQBのリストを作ってみました。正直、どれも活躍してくれず。あまり褒められない結果。今月末のドラフトこそは!いいQB揃いですから、長期間フランチャイズQBをしてくれる人材に巡り会えそうです。
1952 Harry Agganis 12Pick
ギリシャ系移民で、マサチューセッツ生まれ。ボストン大学ではアメフトと野球と両方をやっていて、ボストン・レッドソックスからも、そしてブラウンズからも指名を受けた伝説的アスリート。現在も彼の母校、ボストン大学には彼の彫像が広場に飾られている。これこそ元祖二刀流。
1954 Bobby Garrett 1Pick
スタンフォード大学出身のQB。ロサンゼルス生まれ。大学時代はオールアメリカンに選出されてます。ドラフト1巡1位指名でブラウンズからデビューするも、NFLのプロ選手としてプレイしたのは1年だけ。吃音障害をもっていたそうです。
1970 Mike Phipps 3pick
フットボールの殿堂入りしたWRポール・ワーフィールドをトレードしてまで獲得した3巡指名権。社運をかけた一投は不発に終わりました。
1985 Bernie Kosar 1st round
サプリメンタルドラフト(補足ドラフト)で1位指名を受けるという、かなり珍しい事例。補足ドラフトで1巡指名を行使すると、翌年の同列権利を失いますので、それでも欲しかった人材だと言うことです。
そのヨミは大きく当たりました。ブラウンズで9年間在籍。これはブラウンズのQB史上最長の記録。その後1993年のシーズン途中にダラス・カウボーイズに移籍。当時の無双QBトロイ・エイクマンのバックアップとして、スーパーボウル優勝を経験します。
自身も1987年、1989年にはプロボウルに2度連続で選出されるなど、その才能の高さを認められております。ブラウンズのドラフトで成功した珍しいQBです。
1999 Tim Couch 1Pick
22勝37敗、負け越しQBでしたね。1977年生まれの現在40歳。193㎝の長身を生かしてドライチでNFL入りしたけど、プレイできたはブラウンズでの5年間だけでした。
大学ではハイズマン賞のファイナリストまで行きましたが、選ばれることはなく。
2007 Brady Quinn 22Pick
ブレイディ・クインはブラウンズで3年在籍してたけど、プレイしたのは12試合だけ。3勝9敗という結果。その後ブロンコス、チーフス、ジェッツ、ラムズに移籍していきますが、どれも長続きはせず1年間だけの契約でした。
デビューした時は、「抱かれたい男ランキング」なんかにも浮上するほど。色男ぶりを数々発揮してきたんですが、やっぱりプロの世界は「チームを勝たすQB」が一番偉い。
2012 Brandon Weeden 22pick
ウィーデンは現在テキサンズのバックアップQBです。ドラフト1巡指名のQBだったけど、スターターになれるとも限らない。プロの世界は厳しいですね。
ブラウンズでは5勝15敗。2012年と13年と2シーズンのみ在籍してましたが、3年目にはもうトレードされてました。ダラスのQBロモのバックアップとして2年。その後テキサンズに。以来代打人生を歩んでいます。
2014 Johnny Manziel 22Pick
酒呑童子マンジール。ブラウンズでは2勝6敗でシーズンエンド→引退。
カレッジ1年生でハイズマン賞受賞の才能をもってるが、アルコール中毒で人生沈没。再起を図るため伏している状態が続いてますね。
2018 ???
ジョシュ・アレン?ベイカー・メイフィールド?サム・ダーノルド?意表をついてジョシュ・ラーセン?それともラマー・ジャクソンだったりして!?期待大!!