来月に控えてますドラフト。さてどのチームが補強に動くのか。当然、成績の弱いチームからその必要性は高い。しかし、NFLには戦力の平均化を実現するため、チーム選手たちの総年俸を統一する「サラリーキャップ」という予算が存在します。
どのチームであっても、青天井でなく予算内で補強の手段が限定されます。
さてさて、その予算を多くもっているチームはどこでしょうか。
サラリーキャップ スペース Ranking
Team | Salary Cap Space |
---|---|
クリーブランド・ブラウンズ | 108,692,537$ |
NYジェッツ | 89,259,293$ |
インディアナポリス・コルツ | 72,700,202$ |
タンパベイ・バッカニアーズ | 69,775,263$ |
サンフランシスコ・49ers | 66,290,382$ |
シカゴ・ベアーズ | 62,546,933$ |
ヒューストン・テキサンズ | 62,383,067$ |
ワシントン・レッドスキンズ | 47,727,317$ |
ミネソタ・バイキングス | 47,630,443$ |
テネシー・タイタンズ | 45,974,068$ |
ロサンゼルス・ラムズ | 38,840,349$ |
シンシナティ・ベンガルズ | 33,805,793$ |
ニューオーリンズ・セインツ | 30,263,354$ |
ジャクソンビル・ジャガーズ | 29,048,410$ |
デトロイト・ライオンズ | 26,660,005$ |
カロライナ・パンサーズ | 26,535,393$ |
バッファロー・ビルズ | 24,267,381$ |
NYジャイアンツ | 23,036,234$ |
デンバー・ブロンコス | 23,021,711$ |
ロサンゼルス・チャージャーズ | 22,341,346$ |
アリゾナ・カーディナルズ | 20,236,238$ |
オークランド・レイダース | 17,355,013$ |
グリーンベイ・パッカーズ | 15,674,151$ |
アトランタ・ファルコンズ | 13,864,422$ |
ニューイングランド・ペイトリオッツ | 13,127,289$ |
シアトル・シーホークス | 12,609,911$ |
ボルチモア・レイブンズ | 8,896,861$ |
ピッツバーグ・スティーラーズ | 5,119,024$ |
ダラス・カウボーイズ | 12,247$ |
カンザスシティ・チーフス | ▲3,289,981$ |
マイアミ・ドルフィンズ | ▲8,630,165$ |
フィラデルフィア・イーグルス | ▲11,214,390$ |
やっぱり、CLEブラウンズは多い。NYジェッツも多いですね。余裕を持って大きなトレードに踏みこんでくるでしょう。
逆に予算超過が三社あります。カンザスシティ・チーフス、マイアミ・ドルフィンズ、フィラデルフィア・イーグルス。ここは残念ですが、重要な選手を放出せねばなりません。
注目の予算1位 CLEブラウンズ(110億円)
トップ級のQBに支払うのが、年間で20~25億円くらいです。つまりブラウンズはNFLで最高の実力をもっているQB獲得を、選択肢として持てるわけですね。この場合2つのパターンがあります。
(A)他チームからQBを引き抜くか(もしくはFA選手)
この場合、考えられるのはQBカーク・カズンズか、それとも、ドリュー・ブリーズ、ケース・キーナムも十分りえますね。
(B)ドラフトでQB獲得
サム・ダーノルド、ジョシュ・ラーセン、ベイカー・メイフィールドあたりでしょうねー。
まーとにかく、かなり金使えますからね。コーチにも十分資金渡してますから、これからは選手層の拡大。ブラウンズが生まれ変わる要素は十分にありますよ。
昨年ドラフトでは、マイルズ・ギャレットを獲得。強力なエッジラッシャーをもってて、Sのジャブリル・ペッパーもいる。あとはもう一人DB強化したいところですね。
攻撃陣はまずは何よりQB、その次はRBでしょう。ダグ・マーティンがFAにでてるけど、あまり期待できなそう。ここはドラフトで狙うのがベストかな。
予算最下位 フィラデルフィア・イーグルス(▲11億円)
逆にこちらはスーパーボウル優勝チーム。契約更新もあってサラリーキャップは圧迫してます。有能な選手を放出しないと、ルール違反になります。
これの煽りを食らってFA市場に放出されたのが、NE→PHIとスーパーボウルリングを2回獲得したRBルギャレット・ブラント。ひょっとすると、ブラウンズに移籍って可能性もあるんだろうな。