ブロンコスのQB探しは、ひょっとして一段落するのでは?という話。
というのは、昨年ドラフトで最下位指名を受けた「ミスター・イレレバント」、QBチャド・ケリーを、スターターとして育てるのかもという事です。
実は、このチャド・ケリーは、BUFビルズを5年連続スーパーボウル出場に導いたという、あのQBジム・ケリーの甥っ子。
実は昨年ドラフトでも、本当は3巡目くらいの評価が妥当だった。しかし、彼の人格面としての成熟度合いに不信感があった。というのも、彼が最初に入学した大学は、フットボールの名門クレムソン大学。彼はここで一悶着をおこして、ミシシッピ大学に移動になってる。さらに、転校したミシシッピ大学でも、ひと騒動起こして、出場停止処分を食らっている。
これがチャドの評価につながってる。しかしフットボーラーの能力だけを切り取ると「◎」なのである。それを知ってるジョン・エルウェイGMは、昨年ドラフトの際に「かつてのライバル」ジム・ケリーに電話。「あいつ大丈夫?」『大丈夫』っていう会話の後に、ブロンコスが指名することに。
なもんで、ひょっとすると、パクストン・リンチや、ブロック・オズワイラーを差し置いて、QBチャド・ケリーっていう可能性は十分あるかも。
なんにせよ、今年のドラフトでDENブロンコスがQBを狙いに行かなかったら、チャドの出番はあります。
ドラフト、注目ですよね。