かつてはちょっと弱い印象なんですが、HCがアンディ・リードになってからは強い。今年のシーズンも開幕5連勝。しかも昨年スーパーボウル覇者のペイトリオッツを開幕でジャイアント・キリング（？）がスタートでした。
まずはチームの紹介
こちら見てねぇ〜(^o^)↓
チームの戦績ざっくりと
オフェンスリーグ5位 ディフェンスリーグ28位
パスO#7位 ランO＃9位
パスD＃29位 ランD#25位
まーとにかく、オフェンス遍重のチームですね。SSのエリック・ベリーが開幕戦でアキレス腱断裂してから、ディフェンス力はガクンと落ち込みました。
だけども、オフェンスがすごい頑張ってる。今季のスミスは仕事が丁寧で、最後まで集中力を切らさず頑張ってる。アンディ・リードHCとも会話たくさんしてて、のびのびプレイしています。非常にいい感じ。あとはやっぱりWRとRBの2人ですよね。
名HCアンディ・リード
アンディ・リードHCは本当に名監督ですね。チーフスといえば、スーパーボウルやカンファレンス・チャンピオンシップには出場してはいないものの、彼が2013年にHCになってからプレイオフ進出を逃したのは、2014年のみ。今年と昨年は2年連続地区優勝。2015年は地区2位でプレイオフでしたが、地区優勝したブロンコスはスーパーボウル優勝してますからね。
彼はバージニア工科大学出身なんですが、現役時代の記録を調べてみると、タイロッド・テイラー、マイケル・ヴィックを抑えて、年間TDレコード保持者なんですね。すごいすごい。（こちらの情報は間違い。これはカーディナルズHCだったブルース・アリアンズの話でした。Wildcat99さんご指摘ありがとうございます）
苦節のスター選手 QBアレックス・スミス
QBのアレックス・スミスは、サンフランシスコ49ersでNFLデビュー。全体1位指名でした。2005年の同期ドラフト生は、GBのQBアーロン・ロジャーズ。彼も厳しい下積みを経てSB制覇。片や全体1位のスミスはカンファレンスCSまで進みましたが、新QBのキャパニックにスターターを奪われ、新天地チーフスに活路を見出した。いわばセカンドライフでのベテランです。
今度こそ、今度こそ。スーパーボウルに出場を決めたい！そんな気持ちが伝わってきます。しかもチーフスは今年のドラフトで新フランチャイズQBのパトリック・マホームズを獲得したばかり。素質バリバリの新人です。おそらくスミスのチャンスは今回しかありません。来シーズンはマホームズがスターターになるでしょうから。
注目のルーキーRBカリーム・ハント
プロボウルに選出されたルーキーRBです。今年は4名がルーキーから選ばれました。彼がRBをしてから素晴らしい活躍ぶり。チームは3年連続地区優勝を実現し、バランスが非常にいい。しかもルーキーRBのカリーム・ハントがキレキレ抜群。十分夢が現実になりそうなところにあります。こんなスペシャルな選手なのに、2017年ドラフトでは3巡目全体86位という中くらいの注目具合でした。チーフスからすると非常にお買い得な選手。
スーパースピード WRタイリーク・ヒル
実はオリンピックの200Mにも出場したことのある人です。あのウサイン・ボルトと並んでリオ五輪を走っていました。決勝までは出場できませんでしたが、彼のベストタイムと世界5位は同じ。それくらい彼は足が速い。ボルトと200M並んで走っても、遜色なし。プレイオフではリターナーとしても出場。タイタンズ戦ではまさに電撃の走りを見せてくれるでしょう。
まとめ
ディフェンスチームもね、OLBのジャスティン・ヒューストンと、CBのマーカス・ピータースに注目ですよ。でもやっぱりオフェンスが乗らなければ、負ける可能性十分にありますからね。初戦のタイタンズ戦は、ホームのアローヘッドスタジアムで勝負です。NFL最高にうるさいと言われるクラウドノイズを味方につけて、タイタンズを下すでしょうね。
でも、その先のアウェー戦となるスティーラーズか、ペイトリオッツか。こちらのゲームは厳しくなりますね。
