こちらも大変な名勝負でした!23-17でベアーズの大勝利!
1Q スティーラーズがパントをドロップ!大チャンスのベアーズ
1Q 12:40、ベアーズはスティーラーズの鉄壁ディフェンスを崩すことができず、自陣20yds地点で、4thDownパントを選択。このパントはまずまずの伸びで、スティーラーズ陣地25ydsあたりに飛びました。
しかしリターナーがまさかのキャッチミス。ファンブルしたボールをベアーズのCBシェリック・マクマナス(#27)が確保して、ターンオーバー。そのチャンスをRBハワードがしっかりTDして先制攻撃成功。
2Q 残り2秒で スティーラーズのFGをブロック!
FGをブロックしたのは、またも活躍してるCBシェリック・マクマナス(#27)。このルーズボールをキャッチしたのは、CBのマーカス・クーパー(#31)!
誰もいないフィールドをグイグイ走るクーパー。タッチダウンは間違い無し。
・・・・・と思いきや、なぜかこのクーパーさん、残り20ydsくらいで走るのスローダウン!誰もいないって思ってたんでしょうね。でもその間にスティーラーズがぐんぐん迫ってくる!ほんとクーパーの馬鹿!
結局、TEのバンス・マクドナルドが追いつき、エンドゾーンのギリギリ手前でボールをドロップ!クーパーのバカ!何考えてるんだろう!大馬鹿野郎!最終的に、TDは認められず、ドロップしたところで、1stダウン。結局FGで3点を追加して、17−7で前半終了。この時失ったTDとFGの3点差がのちに響くんですね。
火が着いたスティーラーズディフェンス
後半スタートして、鉄のカーテンに火が付きました。3Qサックからのファンブル。ルーズボールをキャッチして、ターンオーバー。そのままTD!ベアーズオフェンスをしっかり封じ込め、もっかいQBサック。
4QにはベアーズQBマイク・グレノンのパスミスをしっかりインターセプト!このチャンスはTDでなくて、FGとなりましたが、今度はしっかり決め17−17の同点に持ち込みました。
OT突入 RBタリック・コーエン 幻の73ydsラン・タッチダウン
延長戦に突入し、ベアーズ自陣27ydsからのプレイ。ノース・カロライナAT&T大学(North Carolina A&T)からドラフトで入団したルーキー。RBのタリック・コーエンへのハンドオフ。右のワイドオープンに走り込んだコーエンは、グイグイとラッシュし、73ydsを走りきり、勝利を決定付けるTDを決める。
かと思いきや、審判の判定は20yds地点で外に出ているので、TDは無し!これにはコーエンも残念無念のムカ着火ファイヤー。しかしこのチャンスをエースRBのハワードがしっかりエンドゾーンに運び、見事ベアーズはスティーラーズを下したわけです。
RBジョーダン・ハワード(#24)の大活躍
開幕戦から2試合あまり活躍のタイミングがなかった昨年のラッシュリーダー。しかし、3試合目となるピッツバーグ戦では、電光石火の働きをみせてくれました。
アタック総数23回、試合での獲得ヤードは138yds、2TD、5レシーブ、平均ラッシュは6ydsと素晴らしいパフォーマンスでした。
昨年の記録はまぐれじゃないって事を示してくれました。彼のおかげでベアーズは生まれ変わるかもしれないですね。
ベアーズ首脳陣は、ルーキーQBトルビスキー(#10)をいつ投入するか!?
スティーラーズに大金星をあげたQBマイク・グレノン。しかし4Q自陣20yds地点でのパスミスによるインターセプトはかなり危険なプレイでした。
ディフェンスチームの奮闘のおかげで、FGでとどまりましたが、結果4Qに同点に追いつかれ、延長戦となる大失態。OTはRBのスーパープレイが運良くでてなんとか勝利することができました。
HCはマイク・グレノンのQBぶりを案じているでしょう。「QBは本当に彼のままでいいのだろうか?」と脳裏をよぎった事があるはずでしょう。
そうなると、ドラフト1巡指名したQBミッチ・トルビスキーをいつデビューさせるか検討しているはずです。
昨年のラムズはトレードアップしてまで獲得した全体一位のジャレッド・ゴフを温存しすぎて失敗しました。
その失敗の印象が残っているがゆえ、新QBの投入はひょっとすると早くなるかも知れないです。