さて、最後のご紹介になります。D#の最後の要、セーフティについてです。
僕は高校時代にFSだったのですが、まぁランプレイもパスもあり結構忙しい。セーフティが強いチームってのは、大きな火傷がないだけでなく、結構攻撃的なD#ができますので、トータル強いですね。
さてどんな選手がいるのでしょうか。NFLが日本でもっと浸透しますように。
ではどうぞ。
S ブライアン・ブランチ
サイズ：180cm 86kg
出身：GA フェイエティビル
大学：アラバマ大学
セーフティ、というよりCBなのかな。スロットWRにセットしてついてく感じ。高校時代から五つ星評価をうけてて1年生のころから出場機会をもらってきた。2年生のときには15試合に出場し、624回もスナップを記録。タックル45回、パスD#が4回、QBプレッシャーは10回と素晴らしい記録でした。
さて2022年には12試合に出場。720回のスナップでプレイするなど、アラバマ大学の揺るぎない選手として定着。パスラッシャーとしての能力もあり、QBサックは2回、プレッシャーは6回。ゾーンカバーが上手ですが、マンツーマンD#も上手い。非常に用途が広く、LB的でもあり、CB的でもある。ニッケルでもフリーセーフティでもいける。短距離爆発力もあり、強烈なタックラーでもある。まじでこれはいい選手。
S アントニオ・ジョンソン
サイズ：188cm 89kg
出身：イリノイ州イーストセントルイス
大学：テキサスA&Mアギーズ
四つ星評価を受けて、たくさんの大学からのオファーをうけましたが、テキサスAMを選びました。2020年1年のころにケガをしたそうですが、CBとして159回スナップに参加。2021年の2年のころがCareerハイで、オールアメリカンの1stチームにも選ばれています。
サイズは大きな選手ですが、タックラーとしてはさほど激しくない。身長があるのに90kgないので、もっとフィジカル強化した方がいいと言われてます。またディープゾーンのカバーはちょっと弱いみたいです。
S シドニー・ブラウン
サイズ：180cm 95kg
出身：カナダ オンタリオ ロンドン
大学：イリノイ大学
見ての通り、双子の選手。背番号＃30がシドニーで、＃2がチェイス・ブラウン、ランニング・バックです。
S ジェイミー・ロビンソン
サイズ：180cm 92kg
出身：ジョージア コーデル
大学：フロリダ州立大学
四つ星評価で、サウスカロライナ大学に進学していました。1年生から679回スナップに参加するなどめちゃくちゃ活躍してた選手。2020年2年生のころも同じチームでプレイ。その後3年生になる前にフロリダ州立大学に移籍し、セミノールズのメンバーになります。
4年目の2022年はACCの1stチームに選ばれてます。非常に経験豊富で4年間で2909回もスナップでプレイしているってのは大きな強みでしょう。素早さもあるし、トップスピードもある。後ろの遠いところから、まさに槍のように飛んでくる。
でもダブルムーブに結構ひっかかる。両手を広げたリーチが短いので、脚でついていけないと、けっこう裏取られちゃいます。性格が荒っぽいのでカッカすると、大やけどすることもある。ちょっと取り扱い注意な人物ですよ。
S ジョーダン・バトル
サイズ：185cm 93kg
出身：フロリダ州フォート・ローダーデール
大学：アラバマ大学
体もデカく、いわゆるSSというポジションに向いている選手。LBよりのDBですね。2021年と2022年にSECの1stチームに2回連続で選ばれてます。
S ジュリアス・ブレンツ
サイズ：193cm 92kg
出身：インディアナポリス
大学：カンザスシティ
S クリストファー・スミス
サイズ：180cm 88kg
出身：ジョージア州アトランタ
大学：ジョージア大学
2021年と2022年、両方でチャンピオンになってるってのは大きいね。それにしっかり貢献してきたってのは自信がついてるだろうね。フットボールへの理解度が高く、相手を読む力が強い。ですが、シングルハイのときに、タックルミスすることもあるようです。ルートを読むよりも落ち着いたプレイをしなきゃ。という感じでしょうね。
