NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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【NFL ドラフト2023】期待のラインバッカー達


アイシールド読んでると、「ラインバッカーがディフェンスの要」という印象を受けますね。NFLみていると、どこのポジションもめちゃ影響力高いので、どこが一番っていうのは無いですが。

それでもラインバッカーが一番運動神経が良いやつがやる。って印象です。プレイの理解度が高くて、リーダーシップができて、脚が速くてタックルが上手い。またインターセプトもできる万能選手。

やっぱり超大事な選手ですね。さて、今年の注目は誰でしょうか。ではどうぞ。

 

 

ILB トレントン・シンプソン

サイズ:190cm 104kg
出身:ノースカロイナ州シャーロット
大学:クレムソン タイガース

NFLプロ型のハイブリッドディフェンダー。でもどちらかいうと、パスにセンスが光るタイプの選手。高校時代から五つ星の評価をもらっていた人で、お父さんが軍関係者。シャーロットの学校からタイガースへ進学。大学でもかなり真面目で、3年生が終わるころに既に学士課程は終了しています。なので存分にNFLで挑戦して良い。

 

ILB ドリュー・サンダース

サイズ:196cm 106kg
出身:テキサス州ダラス
大学:アーカンソー レイザーバックス

インサイドの典型的なラインバッカーで、サードダウンをしっかり止めてくれる人。ダラスのライアン高校では、QB、TE、WR、DE、LBやら、あちらこちらでプレイできるマルチプレイヤー、五つ星で評価されてて、アラバマのクリムゾンタイドでEDGEとして起用される。バマで怪我して出場機会を失うと、アーカンソーに転校して、スターターを勝ち取りました。

パスラッシャーとしての才覚もあるし、ランストッパーとしても有能。結構上位指名されてくるんじゃないでしょうか。

 

ILB ジャック・キャンベル

サイズ:196cm 113kg
出身:アイオワ州シダーフォールズ
大学:アイオワ ホークアイズ

2022年シーズンに、最優秀ラインバッカーであるバッカス賞を受賞。アイオワのD#として非常に多くの記録を残しました。2021年2022年にアイオワ州のベストD#選手(DMVP)に選ばれてます。頭も良くインサイドを担当する頭脳はしっかりしてるみたい。だけど、行動範囲がちょっと狭いみたいですね。フェイクにちょっと弱いみたいに。プロレベルのスピードについていくには、下半身に相当な鍛錬がまだまだ必要だそうです。

ILB ドリアン・ウィリアムス

サイズ:188cm 104kg
出身:サウスカロライナ州インディアンランド
大学:トゥレーン グリーンウェーブ

高校時代三つ星評価の選手。大学進学後はD#チームとリターンチームで安定した存在感を発揮。2020年のタックルランキングで、カンファレンスのトップ。ラインバッカーとしてなかなか良い選手です。

でもブロッカーを外すのがちょっと下手みたいです。O#の理解度がまだ不足シているということと、反応速度でしょうか。まだまだ伸び代があると見込まれてます。まずはスペシャルチームで。という感じなのかな。

ILB デイヤン・ヘンリー

サイズ:188cm 105kg 
出身:カリフォルニア州ロサンゼルス
大学:ネバダ→WSUクーガーズ

高校時代は二つ星評価で、さほど高くなかった人。大学時代も攻撃選手とリターンチームで出場していて、D#を始めたのがワシントン州大学に移籍してから。そっからは結構伸びた選手。まだまだ伸び代があるようで、その素質を含めてリクルートされるのはありかなという印象。

 

ILB ヘンリー・トゥートゥー(Henry To'o To'o)

サイズ:188cm 103kg 
出身:カリフォルニア州サクラメント
大学:テネシー ボランティアーズ

アラバマからの転校生。珍しい名前ですね。バマに入る前にはオハイオ州立と悩んでたそうです。高校時代はランニングバックとしてもプレイしてた人。カレッジに入ってD#に専念して技術を磨いてきたようです。賢さ・頭脳があり、タックル能力と機動力があり、D#チームの司令官としての仕事もできます。

課題としては、賢いがために、無理に戦おうとしない傾向があるようです。「あ、なるほど!やられた!」って心が感じると、パフォーマンスが落ちる。闇雲にガムシャラに考えゼロで前にいくような。馬鹿さ加減も欲しいという感じのようです。

 

EDGE / OLB ウィル・マクドナルドⅣ

サイズ:193cm 111kg
出身:ウィスコンシン州ペウェイキー
大学:アイオワステート サイクロンズ

大学時代に50試合以上出場した経験豊富なプレイヤーです。20と21年ではどちらも二桁以上のサックを量産。Big12のオールスターに選ばれてます。さてパスラッシャーとしてスピードをもって、QBにプレッシャーをかけるのですが、どうしても横の動きには弱いようです。ラッシュのパフォーマンスはあまりなく、攻略されたら弱いかも。しかし、運動能力はそもそも高いので、あとはコーチ次第。よりハイレベルのEDGEになるには、もう少し訓練がいるようです。

 

EDGE / OLB フェリックス・アヌディケ

サイズ:193cm 116kg
出身:ミズーリ州カンザスシティ
大学:TCU→KCステート ワイルドキャット

3年間のCareerでタックル100回、サック20回、ファンブルフォース8回と非常によい成績を残しています。また2022年ではBig12D#年間D#プレイヤーにも選ばれてます。結構注目したい選手です。

爆発的なのは、まさに第一歩目。そこからガッツンとぶちかましてきます。相撲取りみたいな印象でしょうか。QBに到達するまでのパスラッシュは、バリエーションが豊富で、あらゆるOTに対して、対応ができる器用さもあります。

OLB アンドレ・カーターⅡ

サイズ:201cm 118kg
出身:テキサス州ミズーリシティ
大学:陸軍 ブラックナイツ

でかいですね。2mを超えています。高校時代はランク外の選手でした。地元ではD#ではなくWRとTEをしてきた。ブラックナイツではEDGEにポジションを移行し、パスラッシャーとして活躍してきた。まだまだD#の理解度も必要だろうし、磨きがかけられる部分も残っている。なにせ魅力はこの体格。プロでどう化けるか?

OLB ニック・ハービッグ

サイズ:188cm 103kg
出身:ハワイ州カウアイ島
大学:ウィスコンシン バジャーズ

家族も皆スポーツマンで、弟のネイトは現在NYジェッツでガードとしてプレイしています。大学時代はEDGEですが、体格や彼の素質的にはプロではOLBとして活躍できるのじゃないかと思われます。ストロングサイドのOLBとしても、タフさ、運動能力、リーダーシップともにプロでよい勝負ができるんじゃないか。と言われてます。

 

OLB トーマス・インクーン

サイズ:193cm 120kg
出身:ジョージア州ストーンマウンテン
大学:セントラルミシガン チップワース

「世界一の岩壁レリーフ」として有名なストーン・マウンテン出身の人。もうこんなところにもアメフトがあるのかと驚きます。そこからヴァルドスタ州立大学っていうところに進学して、2シーズンプレイ。その後、セントラルミシガン大学に編入。このまま上手く運べば、3巡か4巡に指名されて見事プロ契約です。ストーンに顔を刻んで欲しいね。

EDGE / OLB タヴィアス・ロビンソン

サイズ:198cm 120kg
出身:カナダ オンタリオ州グエルフ
大学:ミシシッピ レベルス

実はカナダ出身のアスリート。もともとカナダのオンタリオ州にあるGuelph大学で学生生活をスタートしています。その後2021年シーズンにミシシッピ大学に移籍し、プレイヤーとして活躍。2022年にはフルゲームスターターとして出場。

パスラッシャーとして大変有能で、あらゆるムーブをキメてタックルを置き去りにするんですが、ランディフェンスがどうもまずい。ランプレイでは彼の持ち味が生かされていない様子です。

 

OLB モハマド・ディアバテ

サイズ:193cm 100kg
出身:アラバマ州オーバーン
大学:ユタ ユーツ

四つ星評価のモハメドは、ユタ大学にいくまでは、フロリダ大学にいました。そこでも3年間37試合に出場し、その後ユタでは、12試合に出場しています。サイドからサイドまで幅広く動き、運動能力と体力では底なしです。