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【NFL2022】preview カウボーイズvsバッカニアーズ

これで最後のワイルドカードラウンドの試合紹介です。

 

 

日時:1月16日 20:15(日本 1月17日(火)10:15〜)
会場:タンパベイ レイモンドジェイムススタジアム

 

ではどうぞ!それにしても今日のジャガーズ戦は素晴らしかった!!!

 

カウボーイズの成績とランキング

NFC 東地区2位
12勝5敗
HC:マイク・マッカーシー
スタジアム:AT&Tスタジアム
攻撃 パス14位 ラン9位
防御 パス8位 ラン22位

普通ならば、地区優勝できる戦績だったと思います。しかし東地区にはイーグルスがいて、そちらがより一歩だけ強かったため、ワイルドカードでの出場です。

バッカニアーズよりも強いワイルドカード。という構図かも知れないですが、プレイオフですし勝負はどうなるかわかりませんね。大変良いゲームになること間違いなしです。

QBダック・プレスコットは今シーズン途中で怪我をしたりもありました。モバイル型というほどでもないですが、自分でキャリーすることもでき、一人二人のプレッシャーを交わしながら投げるタイプ。厳しいところも攻めるので、今年はインターセプトがリーグで1番多かったですが、それでもチームは勝てているので、問題ないでしょう。

注目のLBマイカ・パーソンズ

ペンステート出身のLBは、デビュー当時からカウボーイズの中心人物として活躍しています。初年度からオールプロ1st、プロボウル、また最優秀D#新人賞を獲得。2年目となる今年も、オールプロ、プロボウルの2つを獲得。今年のスタッツは3つのファンブルフォースと、13本のQBサック、パスD#でも3本あげていて、前気味でありながら、縦横無尽に動いてくるハイスピードタイプです。

WRシーディー・ラムとのホットラインに注目

イケメン黒人WRのラム。QBプレスコットは今シーズンかなりのインターセプトをあげていますが、それもチャレンジの多さが原因とみれば、仕方ないかと。ターゲットとなるラムは、ショート・ミドル・ロングと神出鬼没に出現。球際に強いことと、ロングパスでフリーになれるスピードとルートランをもってます。戦局を大きく変えてくる存在です。プレスコットとどれだけパスを成功するでしょうか。

 

バッカニアーズの戦績とランキング

NFC南地区 優勝
8勝9敗 負け越し
HC:トッド・ボウルズ
スタジアム:レイモンドジェイムス
攻撃 パス2位 ラン32位
防御 パス9位 ラン16位

かなりパスに偏る成績です。パスプレイが強いのは、やっぱりブレイディの存在でしょうか。的確なボールが運べるため、5ydsを進むだけでもパス。ハイアンドローの仕掛けで、隙があれば、どんどんロングを狙いに来る。コンサバに見せといて、急に積極的になる。ロールキャベツ男子です。

歴戦の猛者ブレイディの存在

ブレイディは、最も多くプレイオフを戦ってきた経験がある。これはやっぱり気になるし、無視できないところ。レギュラーシーズンはいうなれば予選。敗者復活なしのサドンデスゲームが始まるプレイオフこそ、本番なのですね。

そうなると当然緊張感もぐんと上がります。シーズン中はできてたプレイが固くなりできなくなる。こういうことがあるのか知りませんが、皆調子は少し狂い出します。なので経験値というものは、結構助かる要素です。

ましてブレイディはスーパーボウルを7回優勝した猛者。彼の笑顔をチラとみるだけでリラックスしますし、怒りの顔をみるだけで力を振り絞りたくなるもの。ブレイディが回りにどういう影響を与えるか、楽しみですね。

注目はOTトリスタン・ワーフ

一昨年のスーパーボウル優勝の立役者はブレイディだったり、エヴァンスだったりしますが、しかしOTのワーフを忘れてはいけません。圧倒的なサイズとパワーで、エッジラッシャーの活動を封じ込める最強の盾。

さらに、ランプレイでもスピードを発揮し、戦線を前に前に押しあげていきます。これは凄いと思います。今期シーズンでも大活躍をみせています。彼の存在なくして、バッカニアーズO#はありません。きっとワーフのほうから、カウボーイズD#が突っ込みます。まずはオフェンスラインの攻防に注目したいです。

 

両者のオッズは接戦。若干カウボーイズか。

アンダードッグはバッカニアーズです。でも、オッズを見る限り、互角!という感じです。カウボーイズのほうがO#もD#も、ランもパスもバランスがよいので、勝そうな感じがありますが。そこは勝負ですね。楽しみです。