NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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【NFL TOP100 2022】#37 WR ディアンドレ・ホプキンス

 この2年間トップ10ランキングに入っていたワイドレシーバーです。29のランクを落とした原因は明確で、昨年怪我のためシーズンの半分を欠場したからです。にもかかわらず37位にランクインしてる事は彼の能力の高さを 他の選手たちが驚異的に思っているからです。

 

大学時代

出身はサウスカロライナ州のクレムソン。地元のDW Daniel高校に進学をしています

 

高校時代はフットボールだけでなく、バスケでも頭角を表していました。

 

その後クレムソン大学に進学をし1年生の頃から大活躍をしています。ありがたいことにヘッドコーチは3年間変わらずDabo Swinneyのもと、フットボールのレベルの高い指導を受け続けてきました。

 

当時のチームメイトが、同じWRのサミー・ワトキンスですね。

 

ホプキンスがいる2010年から2012年のクレムソンタイガースは毎年優勝争いに顔出すほど強力なチームでした。当然ながらホプキンスがその攻撃の主軸であったのは言うまでもありません。

 

 

プロでのキャリア

ヒューストンテキサンズは、2013年ドラフトでホプキンスを全体27位で指名をします。当時のレシーバーでは2番目のセレクトでした。(ラムズに指名されたオースティン / 8位の次)。 テキサンズが一巡でワイドレシーバーを指名したのはアンドレ・ジョンソン以来の出来事で、フランチャイズ史上二人目の選手となりました

テキサンズでの彼の活躍は記憶にも新しく、QBがもう一つ落ち着かない中にもかかわらず、ホプキンスが縦横無尽に走りまわり、タッチダウンを上げ大活躍をします。ディフェンスではJJワットが獅子奮迅の働きを見せ、 弱小だったテキサンズを強いチームに押し上げていきました。

 

一巡指名で、QBでションワトソンを獲得したから、テキサンズは大きく生まれ変わるようになりました。ホプキンスも本来の実力を発揮するようになり、どんどんと大きく成長をしていきました。

 

しかし同時に ホプキンスの女性問題が浮上しています。どうも女たらしのようで、プライベートでは複数の女性との関係を繰り返し持つような報道がなされまして、チーム内でも倫理上問題されるようになっていきました。

 

監督や指導者たちとの折り合いがつかず、ホプキンスはテキサンズを去り、アリゾナカーディナル移籍をすることになりました。なんと驚くことにディフェンスの大黒柱であるジェーワットもカーディナルスに移籍。さらにQBワトソンも、テキサンズを後に去ることになります。

 

移籍1年目、2020年のカーディナルズでは1,407ydsとテキサンズ時代と変わらぬパフォーマンスを発揮してます。

 


私生活

これはシングルマザーのサブリナに育てられました母親との関係は非常に深い強い子絆があります。

 

彼女は盲目です。それは彼女が24歳の頃自動車工場で働いていた同僚から、 漂白剤と灰汁をかけられたからです。それにより首顔背中の皮膚が急速に剥がれていき、119番で病院で診てもらったものの、彼女の目は復活する事はありませんでした。

24歳のシングルマザーが、盲目で子供を育てる。なんとハードの人生だったんだろうと思います。ホプキンスは 育ててもらった母親への恩に報いるために常に親孝行に励んでいます。

 

そんな過去があるので、ホプキンスは地域奉仕活動に非常に熱心です。子供たちに教育の機会を提供する財団法人を作ったり、ビヨンドバーガーと提携して食料を配布するなど さまざまな活動に勤しんでいます。