3年目を終えたワイドレシーバーですね。ダラスが1巡指名した新兵器。アマリ・クーパーがカウボーイズから離れたため、シーディー・ラムが綺羅星のように光りだしました。
2021年シーズンは、79回レシーブの1,102ydsのパス記録。レシービングydsでは、リーグ16位の成績で、初めてのプロボウルに選ばれました。
大学時代
彼はルイジアナ州の生まれ。しばらくニューオーリンズに住んでいたんですが、ハリケーンカトリーナの被害から避難するために、ヒューストンに引っ越していました。
テキサス州リッチモンドにある、ジョン・ランドルフ・フォスター高校に進学して、フットボールをスタート。最初からレシーバーとして才覚を表していたようです。
高校生格付けチェックでは4つ星の評価をもらい、アラバマ大学、テキサス大学からオファー。そしてオクラホマ大学を選択して進学します。
オクラホマ大学では、QBベイカー・メイフィールドとチームメイトになります。年齢はメイフィールドのが先輩ですが非常に息の合った二人だったようで、ラムのキャッチのおかげもあり、メイフィールドはハイズマン賞を受賞することに。
2年のときには、今度はカイラー・マレーがQBになります。彼もまたラムの活躍の後押しもあり、ハイズマン賞を受賞。2年連続のことですんで、WRの影響もやはりそれなり大きかったんだと思います。
さて3年時には、今度はジャレン・ハーツがQBです。3人ともNFLのトップQBになっていますね。この3人とタッグを組んでいたWRって、なかなかいないんじゃないでしょうか。
シーディー・ラムは2018、2019年と、カンファレンスのオールスター選手に選ばれました。お見事ですね。そしてやっぱり流石に1巡指名の声が広く高まってきました。
プロでのキャリア
ラムを指名したのがダラス・カウボーイズ。1巡17位でした。WRとして3番手で、ヘンリー・ラグズ、ジェリー・ジュディーの後ろにつけた形でしたね。
ドラフトでの彼の様子。すでにリッチな雰囲気がバリバリです。
ラムは開幕戦からデビュー。しかもそれがサンデーナイト・フットボールっていうから驚き。早速全米中継の大一番で彼は6回キャッチをし、59ydsのゲインを実現。ラムズには20-17で敗北しましたが、十分な出来栄えでしょう。
2年目になる2021年には1,102ydsのレシーブで、見事に1流選手の分岐点である1,000ヤードの壁を突破しました。
私生活
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いやはや、かっこいいですね。おしゃれさん。
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左胸にタトゥーが掘られています。「Ape not kill Ape」猿は猿をころさない。ですね。きっと黒人差別についてもメッセージが乗せられてるのでしょう。