ナイナースのセーフティ、ジミー・ワードは8年のキャリアを経たベテランの選手です。このトップ100リストにあがるのは、プロ生活で初めてのことです。
昨年のワードはとても良かったです。マッチアップしたレシーバーで50yds以上のゲインをさせたのは、たったの1試合もありませんでしたし、さらにタックル本数は77回を数えました。強くタックルするハードヒッターであり、ランを止める壁であり、縦横に広くカバレッジできる守備範囲もある。
セーフティでNFLでもトップクラスの実力を示した。それがジミー・ワードですね。
大学時代
彼の生まれはウィスコンシン州の田舎。アラバマ州に引っ越してデビッドソン高校に進学(Davidson High School)。数々の貢献でチームのD#MVPに。
そこからノーザン・イリノイ大学に進学。初年度にスペシャルチームで出場して、パントブロックを3回もやるなど、目を見張る活躍をしてますね。
大学では見事な活躍をしてて、2013年には95タックル、7回インセプ、12回のパスD#などで、チームレコードを更新します。それでもオールアメリカンの3番手でしたね。
プロのスカウトチームは、彼を1巡、もしくは2巡で指名される選手と評価していました。そしてコンバインでDBでトップの結果を残します。
プロでのキャリア
2014年ドラフトで、ジミー・ワードは、49ersから1巡30位で指名を受けます。やはり素晴らしい選手だったのですね。しかしそれでも、セーフティでは3番目でした。それくらい当時はDBが豊作の年だったのですね。(18位にカルヴィン・プライヤー、21位にハハ・クリントン・ディクス)
当時のHCはジム・ハーボー。ライバルはアントニオ・ベセア。HCはベセアをスターターにして、エリック・リードをFSに。ワードは1巡指名の選手だったのに、2NDの選手だったんですね。
2015年も2016年もバックアップとしてシーズンを開始。2016年なんてFSでなくて、CBとしてスターターになるなど、まぁ結構たいへんな事たくさんあったですね。
2017年に、DCがロバート・サレー(現JETSのHC)に新しくなりまして、D#のスキームがカバー3をベースとしたものに変わりました。そこでワードがやっとこさ、FSとして一番広いゾーンをカバーするスタイルに変わりました。
2019年には、そろそろ契約も厳しくなってきまして、チームと交わしたのは単年度で$4.5Mだけでした。しかし、それでも見事な結果を残して、スーパーボウル55回に出場を果たすわけです。(残念ながらチーフスに敗北しますが)
2020年にワードは3年$28.5Mの契約を結び、昨年から大幅にランクアップします。なぜだか背番号も”1”に変わりました。お見事ですね。
私生活
これ探したんですが、ほぼありません。SNSもしてないしね。
唯一見つけたのが、彼女ガールフレンドの話。NBAのデマーカス・カズンズの元嫁のベビー・ママとお付き合いしているのが見つかったとか。左がNBA選手ですね。別れたみたいだね。
まぁ可愛い人です。