新型コロナウイルスにより、世界中が大影響をうけています。しかしNFLのサイクルは止まることはありません、オフシーズンにやるべきことは新体制にむけての軍備強化。その中でも最も重要なファクターが人事であることは言うまでもありません。
さて、契約更新を獲得することは選手にとって嬉しいことですが、フランチャイズタグは1流であることを認められた証でもあります。今回期限が延長されたり色々されてますが、タグがつけられた選手を少し紹介したいと思います。
日本でもっとNFLが浸透しますように。
- レイブンズ OLBマシュー・ジュドン(Matthew Judon)
- ブロンコス FSジャスティン・シモンズ(Justin Simmons)
- チャージャーズ TEハンター・ヘンリー(Hunter Henry)
- ジャガーズ DEヤニック・ンガコウエ(Yannick Ngakoe)
- こちらの記事もおすすめ
レイブンズ OLBマシュー・ジュドン(Matthew Judon)
レイブンズは5巡で彼を指名しており、エッジラッシャーとして当年3人目の指名でした。しかし2巡で指名したカマレイ・コリア 、3巡のブロンソン・カウフシを追い抜きスターターを勝ち取りました。(2巡のコリアはタイタンズへ、3巡のクロウスはJETSに移籍してます)
2019年は、サック9.5回、QBヒット33回とエッジラッシャーとして見事な数字を叩き出しています。そして初のプロボウルに選出されました。今回フランチャイズタグを獲得して、あと一歩で1流選手として長期契約です。2020年来シーズンが楽しみですね。
ブロンコス FSジャスティン・シモンズ(Justin Simmons)
ボストン大学出身の3巡選手。QBマット・ライアンや、引退したILBルーク・キークリーと同窓になりますね。2019年シーズンは15回のパスD#、100回に迫るタックルを記録し、D#チームで非常に存在感が高い選手でした。
活躍ぶりを評価されて、オールプロのセカンドチームに選出。つまりセーフティ部門ではリーグ2位の実力だと認識されたということですね。素晴らしい。
チャージャーズ TEハンター・ヘンリー(Hunter Henry)
2016年ドラフトでは2巡で指名されたヘンリー。チャージャーズのエースTEはアントニオ・ゲイツでまだまだ現役だったですが、ヘンリーを獲得したというのは、当時からゲイツ二世のつもりで彼をみていたんでしょうね。
2019年はキャッチ55回、平均8.4yds獲得と、レシーバーとしても充実。またブロッカーとしても優秀です。ペイトリオッツはヘンリーがFAになるので、苦戦しているTEに彼を欲しがったのですが、フランチャイズタグにより不可能になりましたね。
ジャガーズ DEヤニック・ンガコウエ(Yannick Ngakoe)
エッジラッシャーとして平均的に高い数字をだしてきてる選手ですね。メリーランド大学時代は「サックモンスター」という異名をもって3巡でプロデビュー。
毎年サック数も多いし、ファンブルフォースもいい。昨年はパスD#までも6回と前後左右上下に活動範囲が幅広い。しかし、彼がボン・ミラーやカリル・マックまで評価を高めているかということはないですね。ンガコウエは確かな仕事をしてくれる貴重な選手です。ジャガーズD#は彼を固めると、不確定要素(アンコトローラブル)の範囲を狭くできますね。