NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

アメリカで最強の人気を誇るNFL。人間を超越したNFLの名選手や、試合結果・移籍情報などのニュースを熱くレポートします!

【NFL TOP100】80位 TEマーク・アンドリュース

ボルチモアのタイトエンドがランクイン。昨年の32位からは下がりましたが、彼はやっぱり名選手。最近TEの重要性をとっても感じます。引退したグロンコウスキはもちろん、トラビス・ケルシー、ジョージ・キトルに、ダレン・ウォーラー。その一角に入ってくるのが、この人マーク・アンドリュースです。

 

 

2022年のマーク・アンドリュース

怪我と戦いながら、過ごしたシーズンとも言えます。しかし、その奮闘の中でも、彼、アンドリュースはレイブンズオフェンスの中心であり、トップでありました。先発出場した15ゲームで、レシーブが73回、847yds、タッチダウンは5回という記録。レイブンズで間違いない存在感です。

 

そして27歳の若さながら、3回目となるプロボウルの栄光を勝ち取りました。一度や二度ならず三度目となると、その実力は折り紙付きの本物中の本物。特に分析厳しいNFLの業界で、パフォーマンスを落とすことなく、また怪我をコントロールしながらゲームに出続けている、そのセルフコントロール力たるや、まさにプロ意識です。

5年目となるQBラマー・ジャクソンからすると、彼がいてくれることは本当に心強いでしょう。2023年のレイブンズも、オフェンススキームを色々刷新してくるとは思いますが、アンドリュースが活躍していくことは間違いないでしょう。

 

アンドリュースは南部アリゾナの生まれ

お父さんは泌尿器科医の外科医で、お母さんは不動産の事業家。そんなご家庭に生まれた、比較的裕福な子供でした。二人の兄弟に妹。彼が9歳になるころに、自分が先天性の一型糖尿病であることが発覚。ですので今でもインシュリンを打って試合にでているわけです。この病気はフットボール選手のキャリアには、あまり影響はなかったようですね。

地元のスコッチデールにあるデザートマウンテン高校時代はWRとして活躍。毎年1,000ydsを超えるレシーブを稼ぎます。当時パートナーだったのは、QBカイル・アレンですね。そして南部の名門オクラホマ大学に進学をします。

 

大学に入ってからは、WRからTEにポジションを変更。2015年のときから試合に出始め、2年、3年には完全にレギュラーを勝ち取ります。

 

最終年度の2017年には958ydsを稼ぐほどのポイントゲッターになりました。オクラホマ時代のチームメイトが、後の全体1位指名になるQBベイカー・メイフィールドですね。

 

そして2018年。大学4年の出場資格を放棄し、NFLドラフトに挑戦することを決意します。身長196cm、体重116kg、40ydsは4.67sという素晴らしい選手に、どのチームも耳目を集めました。

 

ドラフトで彼を指名したのはレイブンズ。3巡86位という高巡位でしたね。2年目にはプロボウルに選ばれる活躍をし、彼の能力はNFLプロでも通用することが明らかになりましたね。

 

マーク・アンドリュースのSNS

www.instagram.com

ミスターレイブンズ。といって過言でない存在感。大鴉の紫のユニフォームがよく似合っていますね。