24才のジョシュ・アレン。そしてチーフスのQBは25才のパトリック・マホームズ。NFCでは43才と37才の対決でしたが、こちらAFCでは、随分若いリーダーたちがぶつかりました。
↓以下ネタバレします!↓
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そして見事に!
チーフスがビルズに勝利!
これで2年連続
スーパーボウルに進出!
戦いぶりを見てましたがチーフスらしかったですね。自分たちの個性を武器とし、弱い部分はしっかり補強。マホームズは相変わらずミラクル台風でした。
今回の記事ではそんなAFCチャンピオンシップの様子を、ダダダっと振り返りたいと思います。
NFLが日本でもっと浸透しますように。
- 全体として、チーフスO#がビルズを圧倒
- ジョシュ・アレンのビルズはどうか。
- チーフスの大きなミスも帳消し
- 歓喜に湧いたラマーハント・トロフィーセレモニー
- さぁ、次はスーパーボウル!タンパベイです。
- 余談
全体として、チーフスO#がビルズを圧倒
マホームズは、325ydsを投げました。パス成功率は、38分の29で76.31%とかなり高かったですね。3TDでインターセプトは0回でした。
チームのリーディングレシーバーのTEトラビス・ケルシー。やはり彼のキャッチする安定感は本当に素晴らしかった。13キャッチ、2TD、118ydsを稼ぎました。
そして、今試合で最も走ったのが、タイリーク・ヒル。猛烈なスピードを遺憾なく発揮し、ビルズD#を完全に翻弄したんでないでしょうか。スタッツは172ydsで9キャッチ。安定感あるケルシー、爆発力あるヒルのダブル使いは無敵かと。
正直、この3人がそろったチーフスは無敵に見えます。第2Qのすべてのシリーズで得点しています。もう10年くらい彼らを脅かす存在は出ないんじゃないか。そんな勘違いさえさせてくれる素晴らしいドライブばかりでした。
ジョシュ・アレンのビルズはどうか。
パスの成功率が低かったように見えます。スタッツは48回投げて28回成功。なんと58%の成功率。あまり良くなかったですね。インターセプトが1回ありました。これも結構大きいですね。しかし88ydsと結構走ってました。
しかしアレンのプレイは素晴らしかった。アレンのランとパスの正確さ、強肩さ、タフなメンタルと根性。観るものを熱くさせるというか。クールさよりも、熱血さをもった選手だと思います。レイブンズのラマー・ジャクソンを礼賛するように、彼は等しく驚異であると思います。
ビルズO#の3rdダウン成功率は、14回中5回。36%程度に留まりました。ビルズO#というよりも、チーフスD#が素晴らしかったと見えます。特に高速WRコール・ビーズリーをしっかり仕留めたのは、ビルズの攻撃力を抑え込んだんじゃないかなと思いましたね。
ジョシュ・アレンは徹頭徹尾、勇敢で前向きにプレイし続けました。しかし、ベテランのDC、スティーブ・スパニューロ(Steve Spagnuolo)がすごかった。D#を絶え間なく変化させて、アレンの攻撃力をどんどん削いでいきました。
ビルズのエースレシーバー、ステフォン・ディグズは、前半で2キャッチ、12ydsしかできなかった。(試合トータルでは77yds6キャッチ)。彼がもっと伸び伸びやれてたなら、ゲーム内容は大きく変わっていたと思います。その能力を封じ込めたチーフスD#が本当に素晴らしかった。
チーフスの大きなミスも帳消し
第1Qで、パントのリターンで入ったWRハードマンがドロップ。それを、ビルズD#がリカバーして、なんとゴールラインインチでターンオーバーしました。これでバッファロー・ビルズは9-0のリード展開。チーフス危うしでした。
Mecole Hardman sneaks in for 6 💨
— B/R Gridiron (@brgridiron) January 25, 2021
Chiefs are on the board
(via @NFLBrasil)pic.twitter.com/68LKxbP6Aw
しかし、そのハードマンが返す刀で、まず一本TDを返しました。
Mecole Hardman TOOK OFF 🏎💨
— SportsCenter (@SportsCenter) January 25, 2021
(via @Chiefs)pic.twitter.com/dmAMVFPnaL
そして70ydsものビッグリターン!これで先ほどのミスは帳消し!チーフスO#が徐々に爆発してきました。こんな大きなミスでも、チーフスはO#もD#もガタガタしない。この屋台骨の太さがスゴイですよね。
結局、チーフスO#の爆発力は止まらず、第4Qでダメ押しの3本目のTDパスが成功。これで15-37とダブルスコア以上の点差に押し広げ、勝利を決定的なものにしましたね。
Mahomes. Kelce.#ChiefsKingdom can feel it. #NFLPlayoffs
— NFL (@NFL) January 25, 2021
📺: #BUFvsKC on CBS
📱: NFL app // Yahoo Sports app: https://t.co/RTcXvhOR4u pic.twitter.com/74UAxxciao
歓喜に湧いたラマーハント・トロフィーセレモニー
AFCというリーグを作った人。それがチーフスの創業者ラマー・ハントです。なので、AFCチャンピオンシップは、ラマーハント・トロフィーと呼びます。現在のオーナー、クラークは息子さんです。
ホームのアローヘッドスタジアムで、AFCの優勝セレモニーをすること。これはチーフスにとって、なによりの誉れなんですよね。
まずはオーナーが挨拶。
「父が作ったチーフスがキングダム!我々の誇りだ!今度はタンパベイに乗り込む!Yeaeeeeeーー!!!」みたいなこと言って、
つぎに名将アンディ・リードが。
いつもロッカールームでやってる「How about those Cheessee!!」をやってくれました。
そしてQBマホームズ。
「脳震盪でゲームを離脱したときも、チームの皆が戦ってくれた。互いを信じて信頼して厳しく戦い抜いたチームだ。今度はタンパベイにいく。絶対優勝してくるぞ!」
めちゃくちゃ早口でしたが、こんな力強い挨拶をしてくれました!
さぁ、次はスーパーボウル!タンパベイです。
2000年代を作った怪物トム・ブレイディと、これからのNFLを引っ張るニュースター。ある意味、43才のブレイディに引退の花道を飾ってあげれる、最高の相手ではないでしょうか。
もう千代の富士vs貴花田ですよ!!!この対決は!!
興奮しまーーーす!!!
余談
ゲーム内容とは全く関係ないですが、流れたCMでこんなのがありました。かつてスティーラーズで無双セーフティとして名を馳せたトロイ・ポラマルと 、無双QBパトリック・マホームズの共演です。
ボサボサヘアーなポラマルの髪をしんなりさせてくれるシャンプー。なんだか印象的だったのです。
さぁ、あと2週間!このブログもクライマックス!
これからもヨロシクです!