更新が徐々に遅れていてます。うーん、忙しいってこういう事か。
さて、NFLも今週でWeek8が終わったわけですが、僕のブログではWeek7の情報をまず更新しますね。
また近いうちにWeek8を更新します。アントニオ・ブラウンが復帰してきたとか、そういうNEWSが流れてるんですが、どうなったんだろう。今年のバッカニアーズはマジで変わってきたよね。
さて、ではどうぞ。
NFLが日本でもっと浸透しますように。
- バッカニアーズvs.レイダース
- シーホークスvs.カージナルズ
- パッカーズvs.テキサンズ
- カウボーイズvs.ワシントン
- ビルズvs.JETS
- ジャガーズvs.チャージャーズ
- べアーズvs.ラムズ
- ジャイアンツvs.イーグルス
- ライオンズvs.ファルコンズ
- ブラウンズvsベンガルズ
- パンサーズvsセインツ
- チーフスvsブロンコス
- スティーラーズvsタイタンズ
- 49ers vs ペイトリオッツ
バッカニアーズvs.レイダース
最初にタッチダウンをあげたのはレイダースでしたね。ネルソン・アゴローが結構難しい目のパスをキャッチしてました。イーグルス時代の凡ミスを払拭するかのようなプレイ。
しかし、バッカニアーズのオフェンスはやはりお見事でした。まーとにかく、ブレイディのパスが冴えまくってた印象。よくもまぁ、あんな所をバスバス通せるなと。
レイダースオフェンスも良いところも沢山あったんですけど、バッカニアーズのLBデヴィン・ホワイトが良いラッシュを何度も決めてて、なかなか貫けない感じでした。
ジリジリと押され気味の中でも1ポゼッション差を4点差まで追いかけるレイダース。踏ん張るディフェンス陣。
そこにQBカーの投げたパスを、あのアゴローが上に外してしまい、バッカニアーズのインターセプト。ここで堰を切ったように、モメンタムが流れましたね。
ブレイディのパスは、全く衰える事なく、丁寧なまま。得点を積み重ねていきましたね。グロンコウスキー、ゴドウィン、エバンス。ほぼ全てのターゲットを見事に使い分け、翻弄していました。いやはや流石ゴートだなと。
シーホークスvs.カージナルズ
スピード対スピードというような印象の試合がスタートしました。まさに鳥類対決ですね。カージナルズのQBマレーは、蜂のように俊敏に動き、ディフェンスもスピード感にあふれてました。
そしてシーホークス。QBラッセル・ウィルソンの精度の高さに驚き続けました。かつてビル・ベリチックが「彼は過小評価されすぎてる」とウィルソンを褒めちぎっていたのを思い出します。
どんな状況でも、最善の手を見つけるクレバーさと、それを実行に移せる運動能力の高さ。諦めたりせずに集中し続ける体力。全てが超一流、そんな姿を見させてもらった試合でした。
カージナルズが押され気味の立ち上がりでしたが、WRホプキンスのタッチダウン、そしてエンドゾーンギリギリでの、Sブッダ・ベイカーのインターセプトにより、モメンタムを引き戻しました。
余談ですが、ベイカーに追いついてタックルをしたシーホークスのメットカーフの献身的なプレイには、胸が熱くなりました。シーホークスは本当に良い選手を獲得したなぁと嬉しく思います。
メットカーフが残り5ヤード残して、タックルしてくれたおかげで、シーホークスディフェンスは燃えに燃えて、カージナルズの猛攻を防ぎタッチダウンさせず、得点をゼロにしました。本当、オフェンスもディフェンスも素晴らしいチーム。今年のシーホークスは本当に強いと思います。
しかし、カージナルズも闘志がすごい。マレーの眼力はルーキーのものでなく怒りさえ込められたように感じる迫力。スピード感あるターゲットを使いながら、自らも蜂のように動きシーホークスを翻弄。第4Qまでに3点差に追いつきます。
その後何度も離されますが、諦めず3点差にくらいつき、最後残り2秒で同点に追いつきます。そして、オーバータイムで見事勝利!カージナルズお見事でした!強敵を撃破し、マレーの存在も益々高まると思います。
パッカーズvs.テキサンズ
この試合は見事なロジャーズ劇場でしたね。マイクを離さないって感じ。パッカーズのオフェンスがとにかく目立ってました。
デバンテ・アダムスに終始やられっ放しで、彼をとにかく抑えられなかったテキサンズは、ロジャーズにガンガンパスを通されてました。
アダムスの存在感、恐怖感が見事に効いてて、テキサンズのディフェンスはかき回されていました。スクリーンパスは通るし、レッドゾーンではタイトエンドがフリーになったり。
テキサンズのオフェンスも光るところは勿論あるのですが、やはりホプキンスの不在が大きい。スティルズとフラーの二人だけでは力不足な気もします。
それにオフェンスラインでは、ライトタックル側に弱さが見られました。パッカーズのザダリアス・スミスが押してくると、防波堤が少し崩れてしまう。この辺りもテキサンズの課題かなと。
第4Qではテキサンズも調子出てきたのですど、やはり前半に離され過ぎてて、逆転には遠い。とにかくこの試合は、最後までWRアダムスを抑えきれず。失敗でしたね。
カウボーイズvs.ワシントン
QBプレスコットが去り、ダルトンイマイチな状況で、応援する気持ちが薄れてきたカウボーイズ。そこに対戦相手もイマイチなワシントン。あまり見る気の起こらないカード。
勝敗はワシントンが勝利。なんと3-25とカウボーイズオフェンスをほぼ完封しました。そしてカウボーイズディフェンスは、ワシントンにやられまくった感じ。もうそろそろ、GM兼オーナーから、運営権を奪わないとチーム再建は遠のく気がします。
さて勝ち負けよりも、気になってるのが、QBダルトンの怪我です。第3Qでスクランブルしたダルトンに、ワシントンのLB53番がヒット。ヘルメットごと地面に叩きつけられたダルトンは、しばらく気を失う脳震盪を起こしました。
さて彼は戻ってこれるでしょうか。もうベテランだと言うことに加えてこの脳震盪。家族も自分自身も心配でしょう。ダルトンも自分のキャリアと向き合うときなのかも知れません。まずは何より彼の無事を祈ります。
ビルズvs.JETS
6戦全敗のJETSと、4勝2敗のビルズの対戦。このゲームはどちらのオフェンスも攻めあぐねていて、ディフェンスチームの硬さをみるという、玄人好みの展開でした。
ビルズは散々チャンスをJETSに潰され、得点の全てをフィールドゴールに押さえ込まれました。そして、JETSも序盤にタッチダウンを一つとFG一つ取ったきりで、その後はエンドゾーンに近づけず。互いにディフェンスを抜けないという歯痒いゲーム展開でしたね。
ゲームはビルズが勝利しましたが、18得点全てFGで終わるという内容でした。相手がJETSで QBサム・ダーノルドだったので勝てたと言えます。QBの少しの差が勝敗に直結した、そんな結果でしたね。
さて、そろそろ本当にサム・ダーノルドを評価し直したい所です。キス病にかかってからというもの、良いところがほとんどありません。怖さもなく精度も落ちています。機動力も目劣りします。これで7連敗です。JETSは改革が必要ですね
ジャガーズvs.チャージャーズ
お互い一勝しかあげてない同士の対決でした。チームの地力では、チャージャーズの方が上。優位に試合を運んで勝利するだろうと予想してました。
しかし、チャージャーズは調子が上がらず。ジャガーズも調子上がらず。チャージャーズのキッカーも良く外すし、何だか互いに塩っぱい試合運びで退屈な立ち上がりでした。
しかし、格下に思ってたジャガーズに逆転された途端に、チャージャーズはエンジンがかかりましたね。最終的には、29-39でホームのチャージャーズが勝利。ルーキーQBジャスティン・ハーバートの成長も見れて良い展開でした。
ジャガーズは、何だかムラっけのある内容。集中力が切れたりしてる感じというか、良いプレイの後に凡ミスがあり、流れを作れない。やはりガードナー・ミンシューにもう少し足の速さか、パスのうまさが欲しい。
ルーキーのRB、ジェームス・ロビンソン(#30)がすごく頑張ってた。パスプレイでは、ほとんど良いところがなかった感じで、QBすげ替えは近いうちに行われるだろうなと思います。
べアーズvs.ラムズ
一言で表現すると、ラムズの完勝。べアーズのオフェンスチームは、ほとんどエンドゾーンにも入れず、歯が立たなかった。
結果は10-24だけど、タッチダウンを奪ったのは、ベアーズディフェンスチームのファンブルリカバーから。ニック・フォールズはタッチダウンを奪えず、FG一本3点しか取れなかった。
不甲斐ないオフェンスチームに、ディフェンスもボルテージがさがる。ラムズは良いようにゲームメイクし、無事に勝利をおさめた。
ジャイアンツvs.イーグルス
どちらも、一勝しかしてない同地区同士の対決。ジャイアンツの今年の状態をみると、地区優勝はかなり遠く感じる。イーグルスは同地区のライバル、カウボーイズがめちゃ調子悪いので、かなりチャンスある。
しかし、予想逆転。ジャイアンツがイーグルスをリードし続ける展開。おお、このままジャイアンツが浮上して、イーグルスが落ち込むのか???
と思いきや、ウェンツのロングスローが見事に炸裂。第4Qの終盤で逆転に成功。21-22のまま、時間切れでイーグルス勝利。かなり危ない勝ち方。イーグルスは課題沢山。
ダニエル・ジョーンズも悪くない仕事ぶりだったけどね。あと少し女神が近づいてくれなかった。ここにセイクワン・バークリーがいたら、勝利してたろうなーと思う。(写真はなにもないところで、転んでタッチダウンを逃したダニエル君です。)
ライオンズvs.ファルコンズ
これはマジいい勝負でした。ライオンズのQBスタフォードのパスが冴えてて、走る走る。そして、少々難し目のパスでも、レシーバー陣がキャッチしてくれる。しかも大事な局面で。
ファルコンズのQBライアンも毎試合変わらず良いパスを連発。この試合はフリオ・ジョーンズよりも、若手のカルビン・リッドリーのが目立っていましたね。
しかし、お互いにディフェンスチームも集中力高く、厳しいぶつかり合いを連発していました。イージーな場面が少なく、ギリギリのせめぎ合いが続いておりました。
最後第4Qの残り時間30秒ほど、ファルコンズが8点とり逆転。これはさすがにゲーム決まったかと思われました。
ここから、ライオンズが諦めずに襲いかかり、QBスタフォードの気迫恐ろしく、エンドゾーンを奪い同点。そしてトライフォーで逆転勝利。何ともドラマチックなゲームでしたね。
ブラウンズvsベンガルズ
ハイズマン賞受賞対決、そしてドラフト1位指名対決となった、この試合。めちゃくちゃ名勝負でした。ブラウンズ、ベンガルズともにすごい緊張感でした。O#チーム、D#チームもギリギリのせめぎ合いの中、タッチダウンの押収がありました。
やっぱりジョー・バロウは良いQBです。QB1年目から、ここまで落ち着いてプレイできる人ってあんまりいないんでないかなと思います。特にプレイが崩れてからの持ち直しなんかを見てると、49ersのQBガロポロよりもずっとレベルが高いように思います。
ブラウンズはWRオデル・ベッカムが不在でしたが、TEやRBカリーム・ハントらが活躍していました。メイフィールドのパスもミスが少なく、何かしてくれそうだなと見応えのある感じです。
最後の最後、4Qの残り1分。レッドゾーンぎりぎりで4thダウンギャンブルを成功させたベンガルズO#。去年までこういうときには必ず失敗してきたチームでした。もうすっかり、ジョー・バロウのチームです。
しかし、残り11秒。なんとベイカー・メイフィールドがタッチダウンのロングパスを成功させます。ブラウンズってこんなに諦めないチームだったんですね。こっちも2年前からは考えられません。QBが入るだけでこんなに化けるものですね。
最後の60ydsヘイルメリーはさすがに失敗。さすがにジョー・バロウ。これは悔しい敗北でした。ブラウンズはお見事の一言。この勝負は今週のベストバウトに数えて良いでしょう。
パンサーズvsセインツ
結構、セインツが苦戦をしたゲームでした。最初にパンサーズがリードしていたけど第3Qには7点差をつけて逆転。
こうなると今年のパンサーズは弱いんだよなぁと思いきや、しっかり同点に追いついてきた。あれあれ、カロライナ執念深いじゃん。それもそのはず、同地区でどちらも勝ち星が並んでるんです。D#もセインツをFGに抑え込みます。
しかし、3点を追いかけるパンサーズをセインツのD#が叩き潰します。やっぱりD#チームが勝利を呼ぶんだよねぇ。パンサーズあと少しで勝利できず。セインツ接戦を制しました。
チーフスvsブロンコス
チーフスがブロンコスを悠々と粉砕するかと思いきや、まぁ見事に予想通りの展開でした。
マイルハイ・スタジアムでプレイしている(標高1600m)ので、今季初の雪上でのゲームになりましたね。こういう状況下でも、チーフスは強いです。普通はホームゲームのブロンコスが優位になりそうなもんですが。
マホームズを軸としたハイパーオフェンスはしっかり機能していました。ルーキーのRBクライド・エドワード・イレアーが本当にいい仕事してますね。彼を32位でLSUから指名したのは、大正解でした。
結局43-16でカンザスシティ・チーフスの爆勝。このチーム、マジで強いです。もうジャージ買おう。マホームズの。
スティーラーズvsタイタンズ
見事スティーラーズが、唯一の7連勝を決定しました。やっぱり今年のスティーラーズは本当に強いですね。
O#も良いけど、D#がいい。鉄のカーテンが復活したんじゃないかなと思うほどです。やはりパスラッシャーのTJワットの突貫力がすごい。この試合でも何度もタネヒルに厳しいプレッシャーをかけ続けてました。
そしてCBのジョー・ヘイデン。彼らバックス陣もすごいいいんですよね。ハードにあたってくるし、常にボールを狙ってくる執拗さ。まじでスティーラーズのD#はいやらしい仕事をしてくる感じです。
49ers vs ペイトリオッツ
これはもう49ersの完全勝利でした。O#チームもD#チームもペイトリオッツを封じ込めてました。スターQBのトム・ブレイディが去ったあとなので、チーム再建にはかなり難しさもあるでしょうが、それにしても、終盤まで得点3点だけだったってのは辛いね。
49ersのランプレイを止めることができず、ペイトリオッツD#は懐をグリグリグリグリとねじ込まれました。こうなると、ガロポロのパスも冴えてきましたね。
しかし、それにしてもジミー・ガロポロはスター性がもう一つない。プレイが崩れたときのリカバリ能力が極端に低いように見える。ガードナー・ミンシューとそう大差ないんじゃないかな。ラッセル・ウィルソンや、マホームズ、アーロン・ロジャーズらと比べると、かなり見劣りする。HCの才覚に随分助けられてるなと感じます。