NFLには32チームあります。どのチームも地域に密着しており、地域を代表するアンデンティティのような個性をもっています。
地元ファンはチームを誇りに思いとても大切にしています。そして、それぞれのチームで名物となってる応援スタイルがあります。
今回の記事では、そんな個性的な応援を記事にしてみました。
日本でもっとNFLが浸透しますように。
スティーラーズ名物 「テリブル・タオル」
スティーラーズの代表的な応援アイテム。1975年に地元ラジオ局の人が考案したもので、チームカラーの黄色と黒のタオルをみんなでぐるぐる振り回すスタイルです。
英語の「terrible」ってのは、日本語にすると「ひどい・最悪・つらい」みたいな意味で、「ひどい頭痛」のことを「terrible headach」という使い方をします。
ですので、テリブルタオルってのは「ひどいタオル」って意味になっちゃうんですが、なんでこんなネーミングなので、どうも由来がわかりません。
これがハインツフィールドでのテリブルタオルを振り回してるファンの様子。いい感じー。サウナ行く時に、このタオルほしいですね。
チーフス名物 「トマホーク・チョップ」
これはチーフスだけでやってるんでなく、この地方で広がってる応援スタイル。手斧を振りかざし降ろすというやり方ですね。
もとはフロリダ州立大学セミノールズからスタートして、チーフスの他ではMLBのアトランタ・ブレーブズでもこの応援が定番化しています。こっちは実際にトマホークのアイテムが販売されていて、ファンの人たちみんな持ってますので、会場内は真っ赤に染まってます。
チーフスの本拠地、アローヘッドスタジアムは、クラウドノイズが大変激しくて有名です。トマホークチョップで息を合わせれば、歓声によってプレイコールが掻き消されてしまうほど。これは一度体験してみたいですね。
ジェッツ名物「JETSチャント」
「ジェイ!イー!ティー!エス!ジェッツ!ジェッツ!ジェッツ!」という、JETSの名物応援歌。みんなが声を合わせて、このチャントを唄うので、会場は大盛りあがり。
このチャントをリードするのが、名物ファンのファイアーマン・エド。本名はエド・アンザローネといい消防士さんだそうです。JETSチャントが始まるときに、しっかりカメラで追えるように、テレビ局はエドの位置を常に把握してるほどです。
そんな彼も、一時はJETSの不甲斐なさに、ファンをやめるとまで公言していたそうです。紆余曲折ありましたが、2019年シーズンからめでたく、JETSチャントのリードコーラーに復帰しています。
パッカーズ名物 「チーズヘッド」
ファンが皆かぶるチーズの被り物。これがチーズヘッドです。
なんでチーズかと調べてみると、グリーンベイのあるウィスコンシン州がチーズの名産地であるって事と、「俺たちファンは穴あきチーズみたいに頭スカスカ」って2つの意味があるそうですよ。
ビルズ名物 「テーブル・スラム」
バッファロー・ビルズのテイル・ゲート・パーティ(会場の駐車場でBBQしながら飲むこと)で必ず行われる悪ノリの遊び。
酒に酔っ払ったファンが、自分の車から公民館にあるような折りたたみ机に向かって、セルフダイブする。まるで自分のチームへの愛情(クレイジーさ)を表現するかのようです。
もう応援スタイルというよりも、定番行事のようになってるようです。こんな姿からもビルズのファンは危険なほど、熱狂的らしいです。もっと動画が観たければ「table slamming bills 」と検索すればたくさんあります。
まとめ
他にもたくさん名物応援があるんでしょうね。ご存じの方は教えて下さい!また記事にしたいと思います!
それにしてもスタジアムの熱狂たるや相当なものですね!人生一度はアメリカでNFLを観戦してみたいと思います!必ず実現するぞー!
最後まで読んでくださり、感謝です。日本でもっとNFLが浸透しますように