レイダースのWRハンター・レンフローが肋骨折のため、次戦から出場しなくなりました。僕的にこれはレイダースにとってかなりの痛手になるのではと思っています。
今回はそんな、WRレンフローについて記事にします。
体格に恵まれてないのに、なぜか活躍する選手
ハンター・レンフロウ(Hunter Renfrow)は、身長178cm、体重78kgとNFLのワイドレシーバーとしては、正直サイズ不足な選手です。
これくらいの体格の選手なら、日本の大学にもゴロゴロいると思います。しかし、彼は名門クレムソン大学でゲームを大きく変えるプレイを魅せたり、今年ルーキー年にも関わらずレイダースで活躍しています。
レンフロウのスタッツをみてみる
Week12までの11試合で彼がスターター出場したのは、実は2回だけです。彼のスタッツを少しまとめると
試合出場 | 11試合 |
スターター出場 | 2試合 |
ターゲット | 53回 |
キャッチ | 36回 |
獲得yds | 396yds |
成功率 | 67.90% |
TD | 2TD |
・・・・・・。
めっちゃ普通です。
1位 | マイケル・トーマス | NO | 1,242 |
2位 | クリス・グッドウィン | TB | 1,071 |
3位 | マイク・エヴァンス | TB | 1,043 |
4位 | フリオ・ジョーンズ | ATL | 950 |
5位 | DJムーア | CAR | 905 |
こちらが現在のレシーブランキングですが、1,000yds超えがゴロゴロです。それに比べると、レンフロウの400yds弱は大した感じがしません。
でも、そんなレンフロウが重要なんですね。
「ここぞ」で決めるレンフロウ
クレムソン大学時代もそうですが、彼には勝負強さがあります。ここぞというタイミングでルートランで勝利し、ターゲットになってくれます。それに加えてキャッチミスが実に少なくて、少々無理なボールでも見事にキャッチしてくれます。
プロ入りしてからも、彼の勝負強さが光ってます。サードダウンコンバージョンなど、彼がターゲットになることもあり、O#チームとして流れに乗りたいタイミングで、彼の仕事が光ります。ルーキーで、5巡目で、身長180cmなくて、足も4.6sで普通。色々なディスアドバンテージですが、彼はしっかり活躍しチームに貢献しています。
サイズで比較すると、ペイトリオッツのWRエデルマンに似ています。エデルマンも身長178cm、体重90kg。そんな彼はスーパーボウルでMVPをとり、ブレイディが頼るレシーバーとして有名です。今年のレンフロウのプレイぶりは、エデルマンのような選手になる片鱗をみせていました。
彼らをみていると、日本人がWRとしてNFLでプレイすることも夢ではない。そんな風に思えるのです。
まとめ
しかし、そんなレンフロウが肋骨骨折。これはもうシーズンエンドも仕方ない。いい選手だと僕は思うので、どうかしっかり怪我治してほしいと思います。