NFLはQBが最高、RBは最安値
パンターとかスナッパーとか、スペシャルチームは除外して、O#チーム、D#チームの中で、この2つのポジションが両端にあるんです。
以前にもご紹介しましたが、RBは体を酷使するポジションです。さらにRBが優秀だとO#のアサイメントにもたくさんのバリエーションがつけられて、ゲームを有利に運ぶことも出来る。ということでRBは攻撃上大変に重要なポジションです。
しかしながら、その貢献度・重要度に対して契約ベースが安すぎる。QBとRBのトップ10の平均給料は、3.5倍くらいの開きがあります。市場価格のベースアップを目的として、スティーラーズのレベオン・ベルが契約で戦ってくれてました。それについては、こちらの記事(RBレベオン・ベルは今期限り?)をご参照ください。
その業界に風穴を開けたのはトッド・ガーリー!
市場価格の底上げを実現するのは、トップRBのベルかと思いきや、なんとロサンゼルス・ラムズのRBトッド・ガーリー。
契約金額は、なななななんと、4年で5,750万$です!
年俸計算すると約16億円!
現在のトップ10の平均年俸の2倍になります!
この事実は、以下3つの大きなメッセージを世間に投げかけています。
- ガーリーのほうがベルより上なんだ!
- ラムズHCショーン・マクベイの時代だ!!
- RB全体の契約金額が底上げされる!
ということに加えて、こうなるとタイトエンドの契約金額も増えてきそうですね。すると、全体的にサラリーキャップの上限が上振れしそうです・・・。NFLという巨大ビジネスに、選手の尊い犠牲がセットされてる時代から、エポックメイキングが起きそうです。