2010 / Round2 / Pick 42 / アリゾナ大学
タイトエンド界のスーパースター。NFLきってのお調子者・リア充選手。それがロブ・グロンコウスキ。
身長198cm、体重122kgという巨漢でありながら、キャッチングセンス、パスルートのとり方など実に巧みで、ニューイングランド・ペイトリオッツにとって不可欠な重要なレシーバーとしてO#のエンジンになってます。
特にエンドゾーン近くのレッドゾーン。得点チャンスの展開では、彼を使うプレイが多いように思います。怪我が多くゲームにでる回数も減っては来ていますが、2017年シーズンだけでも8本のTDをあげており、レシーブ獲得も1,084yds。レシーブ回数は69回とTEとしてはリーグ随一の記録を保持しています。
スーパーボウルも2度リングを獲得しており、2011-14-15-17とプロボウル+オールプロに選ばれていることもあり、人気もありチーム勝利にも大きく貢献している選手です。
しかしながら、やんちゃすぎるというか、ラフプレイが多いのも目に付きます。ハードヒットするTEには、脳震盪問題がつきまといます。彼も長いこと頭をぶつけ続けていますので、その影響で攻撃的な性格になっているのかも知れないです。
事実として、TEだったアーロン・ヘルナンデスは、その影響で銃で刑務所に。最後は自分を撃ってしまいました。グロンコウスキの明るい性格のまま、いい人で引退してほしいと思います。
兄弟プレイヤー、グロンコウスキ
詳しくはこちらの記事にまとめています。4人兄弟で4人みながNFLのプレイヤーです(引退した人もいます)。
大学時代
所属してたのは、アリゾナ・ワイルドキャット。HCはマイク・ストゥープでした。07の新人のときから、6G出場し、28レシーブ、525yds、6TDを記録。平均18.8ydsのレシーブ記録は大したもので、当時のTEのレコードでした。
二年生のときにも、欠場がありましたが、大活躍。全米オールスターの3軍に選ばれ、所属カンファレンスのオールスター選手にも選ばれます。
しかし、最終年度の2009年。背中の手術をしたため、1年間ゲームにでれませんでした。普通だったら、翌年体を直して、もう一度カレッジリーグで活躍してから、NFLドラフトにエントリーするものですが、彼は1年間フットボールをしない状態で、そのままドラフトの俎上に上がりました。
そして見事2巡42位指名を獲得。おそらく代理人から内諾をもらっていたんでしょう。ニューイングランド・ペイトリオッツも勝負にでた。そんな気がします。
契約金額
彼の契約は6年で$54.000M。年俸10億円くらいってところです。彼の活躍ぶりからすると、もう少し、2億円くらい高くても良さそうもんですが、NEはケチなので、これは結構しかたないよね。