今年は多くの有能なRBがFA市場にたくさんいます。SFのカルロスハイド、TBのダグ・マーティンなどなど。彼らがどのチームに移籍になるかで、4月ドラフトも大きく変わりますね。さて今後の3週間、どのような動きがあるでしょうか。
1)カルロス・ハイドSF
予想移籍先 TBバッカニアーズ
バッカニアーズには若いQBジェイミス・ウィンストンがいます。彼の大きな武器になってるのは、先日2番目に高い契約を結んだWRマイク・エバンスや、WRクリス・ゴードン、TEのOJハワード。レシーバー陣は十分に強いですね。
もし強いランニングゲームを構築できれば、彼ら強力なレシーバー陣は更に大きな成果を挙げられるはず。
ドラフトで獲ったRBダグ・マーティンはその期待に応えられるレベルの成果を挙げられず、今季オフにFA市場に放出となりました。TBには彼の他に、ペイトン・バーバー#34、チャールズ・シムズ#25、ジャクイーズ・ロジャーズ#32という三人のRBがいます。
しかし、ジェイミス・ウィンストンを大きく助けるほどの力は無いでしょう。TBは強力なRBを必要としています。カルロス・ハイドに対してはそんな大きな期待を寄せています。
2)ディオン・ルイスNE
予想移籍先 SF 49ers
サンフランシスコ・49ersが噂されてます。SFにはカルロス・ハイドというエースRBがいるのですが、5年目を迎える2018年。ルーキー契約が終わりまして、継続契約になることはなかったようです。
彼の実力があれば1300ydsも夢ではないでしょうが、カイル・シャナハンHCのオフェンスシステムとのミスマッチもあり、彼のキャリー記録は1,000ydsを超えることができませんでした。
さて、SFといえば、NEのバックアップQBジミー・ガロポロが昨シーズン移籍して化ける可能性がでてきました。ディオン・ルイスはこのQBとの相性がよく大きな成果が期待できそうです。
3)ジェリック・マキノンMIN
予想移籍先 TENタイタンズ
マキノンも5年目を迎えるRBです。スターターとしてではなく、バックアップRBとしての存在が強い人です。かつてバイキングスには、エイドリアン・ピーターソンという完全無欠のスターRBがいたので、彼らバックアップ陣にはあまり日の目が当たらなかったんですね。
それがAPが怪我で出場できなくなってからは、ルーキーRBダルビン・クックや、FA選手のラタビアス・マレーと共に、2017年シーズンを活躍しました。
さて、テネシー・タイタンズは、というと、エースRBデマルコ・マレーの移籍が決定しまして、これからどうするの?という大きな課題が山積。ジェリック・マキノンよりも大きな選手を獲得しなきゃダメな気がしますがどうでしょうか。
4)アイザイア・クローウェルCLE
予想移籍先 NYジャイアンツ
クローウェルもパットしないブラウンズで頑張ってきたRBです。平均キャリーydsは4.2yds。なかなかの数値を出してます。
2014年のドラフト外選手にもかかわらず、年間獲得ヤードは2017年853yds、2016年は952ydsと素晴らしい。NYジャイアンツはあまりいいRBがいない。今年の成績も悪くて久々の最悪のシーズンを迎えてきました。ここらでテコ入れが必要でしょう。
5)フランク・ゴアIND
予想移籍先 SF49ers
古巣に逆戻りという噂があるみたいです。それにしてもRB業界では一番の古株。どちらかというとあまりサラリーキャップを圧迫できない選手でしょう。