ドラフトだと1巡指名で大変評価が高いけど、NFLでプロになってもあまり成果をあげられない。これアルアルですよね。
各年度ごとにRBランキングをつけてみます。案外1巡指名だけが残ってるわけではないですね。
- 2017年1位 3巡86位 カリーム・ハント 1,327yds
- 2016年1位 1巡4位 エゼキエル・エリオット 2,614yds
- 2015年1位 1巡10位 トッド・ガーリー 3,296yds
- 2014年1位 4巡103位 デボンタ・フリーマン 3,248yds
- 2013年1位 2巡48位 レベオン・ベル 5,336yds
- 2012年1位 6巡173位 アルフレッド・モリス 5,503yds
- 2011年1位 3巡71位 デマルコ・マレー 7,174yds
- 2010年1位 1巡9位 C.J.スピラー 3,451yds
- 2009年1位 2巡53位 ルショーン・マッコイ 10,092yds
- 2008年1位 1巡24位 クリス・ジョンソン 9,531yds
- 2007年1位 1巡7位 エイドリアン・ピーターソン 12,276yds
- 2005年1位 3巡65位 フランク・ゴア 14,026yds
2017年1位 3巡86位 カリーム・ハント 1,327yds
現役同期生は25名。
JAXのレオナルド・フォーネット、NOのアルビン・カマラ、CARのクリスチャン・マキャフリーも同期生。3巡でありますが、大変素晴らしい結果を出してますね。
しかし、1巡指名のフォーネットも負けず劣らずの結果です。
2016年1位 1巡4位 エゼキエル・エリオット 2,614yds
現役同期生16名。
エリオットは期待通り、いや期待の2倍の成果を出しました。2年目となる2017年には6試合出場停止処分になっているにも関わらず、次席5巡指名のジョーダン・ハワード(2,435yds)と200ydsも記録が離れています。
2015年1位 1巡10位 トッド・ガーリー 3,296yds
現役同期生16名。
ガーリーは波の荒い選手。2017年は新HCのもとで高いパフォーマンスを出してくれました。できたら、次のシーズンも頑張って欲しい。
この世代のRBは豊富です。メルビン・ゴードン、ジャイ・アジャイ、デヴィッド・ジョンソン、テビン・コールマン、TJイエルドン、などなど。
1位のガーリーと2位のMゴードンを比較すると、500ydsも離れています。出場試合数もそれほど変わりないので、大きな実力差があるとみていいでしょう。(ラインマンの影響も大きいでしょうが)
2014年1位 4巡103位 デボンタ・フリーマン 3,248yds
現役同期生11名。
この年は1巡指名でRBはいませんでした。有名な同期生は、CINのジェレミー・ヒル、SFのカルロス・ハイドです。もっとも高位の2巡で指名を受けたビショップ・サンキーは、在籍2年で引退。
2013年1位 2巡48位 レベオン・ベル 5,336yds
現役同期生13名
次席にあるRBはGBのエディー・レイシー。なんと2,000yds近くも離しています。これは強い。
2012年1位 6巡173位 アルフレッド・モリス 5,503yds
現役同期5名
1巡指名はTBのダグ・マーティンでした。彼もTBを放出され、新天地へ。
モリスはワシントンからデビューして、2016年からダラスで活躍してます。まだこのまま頑張りそう。
2011年1位 3巡71位 デマルコ・マレー 7,174yds
現役同期生10名
次席はNOのマーク・イングラム。5,362yds。デマルコ・マレーの方が強いね。
2010年1位 1巡9位 C.J.スピラー 3,451yds
現役同期生なし。
90試合出場して3,400ydsはちょっと物足りないか。
同期の中で最も走ったのは、チャージャーズのRBだったライアン・マシューズ。5,261ydsでした。2016年に引退しました。
2009年1位 2巡53位 ルショーン・マッコイ 10,092yds
現役同期生なし
唯一のこっていたRBマット・フォルテが引退表明して、ついに09組RBはマッコイのみ。10,000ydsを超えるのはさすがの記録です。
2008年1位 1巡24位 クリス・ジョンソン 9,531yds
現役同期生4名
残ってるのは、KCジャマール・チャールズ、CARジョナサン・ステュワート、OAKダレン・マクファデン。この歳のドラフトはRBが豊富で、1巡指名が5名いましたね。
「10,000yds走るまでは!リング獲るまでは!辞めない!」と言うてます。
2007年1位 1巡7位 エイドリアン・ピーターソン 12,276yds
現役同期生2名
2007年RBは、APとマショーン・リンチ。どっちも猛烈な選手です。リンチも10,003ydsを走っています。APには昨年度にNO→ARIに移籍。出場回数もそれほど。リンチはOAKで変わらず活躍するでしょう。ふたりともいい年なのに、よくやります。
2005年1位 3巡65位 フランク・ゴア 14,026yds
現役同期2名
1巡指名をうけたのは3名。ルニー・ブラウンはなんと全体2位指名。セドリック・ベンソンはなんと4位指名、キャディラック・ウィリアムスは5位指名と、まぁ大粒の選手が揃った年でした。
しかし、最後までキャリアを積み重ねてこれたのは、3巡指名のフランク・ゴア。今年FAでチームを変わることになるでしょうが、彼の克己心ある姿には敬意が注がれるでしょう。
同期でまだ現役なのは、ダレン・スプロールズ。イーグルスのRBです。しかし、リターナーとして活躍しています。2014-16に3回プロボウルにも選ばれてます。ラッシュydsは3300ですが、リターンは11,142ydsと、かなり大きいですね。