2016 / 1巡 / 5位 / オハイオ州立大学
もう毎年トップ100人に選ばれてるエリオット。ダラス・カウボーイズのRBとして有名ですが、彼のRBとしての実力はNFLで一番ではないでしょうか。 最近スキャンダルが続いており、「有能だったら何でも許されると思うなよ!」っていう世論の風もあり、色々と問題児。それでもいざフィールドに立ったら、彼以上に貢献できる人材はいないんだな。すごい選手です。
18シーズンハイライト
ラッシングydsは1,434ydsとリーグ1位の記録を出しました。レシーブydsも含めたスクリメージydsでは2,001ydsで2位。1位サークオン・バークリーの記録にわずか27yds差でした。
キャリアを通して
デビュー年から1,631ydsを稼ぐ大記録大活躍。この年はプレイオフに進出しディビジョナルラウンドで、パッカーズに敗北してシーズンを終えました。しかしオフェンシブROTYをQBプレスコットと同時受賞、ラッシングyds1位、オールプロ1stに選出とアワード総なめ。
2年目には6試合の出場停止処分をリーグから沙汰されます。原因は大学時代に付き合っていた彼女に対する暴力です。英語サイトみてますと、事実なのかわかりませんが、「疑わしきは罰せず」がルールのアメリカです。沙汰が下った以上、エリオットは事実と認めたということでしょうね
3年目の18年シーズンは、2回目のラッシングydsリーグレコード(1,434yds) 。このシーズンが終わったら、またオフシーズンに逮捕されました(これも女性絡みね)。ということで、まぁとっても優秀なんですが、とっても扱いにくいスター選手って感じですね。
だけども、不幸にも若くして亡くなってしまった若いフットボール選手の葬式費用を肩代わりしてあげたり、
両親に新しい家をプレゼントしてあげたりと、心の温かい人物なエピソードもあります。とってもアツイ人物だと言うことでしょうね。
-
オハイオ州立大学バックアイズ時代
ジーク(Zeke)は、イリノイ州オールトン生まれ。ミズーリ州セントルイスからミシシッピ川を渡った隣町にある人口28,000人程度の街。お父さんがミズーリ・フットボール・クラブのラインバッカーで、お祖父さんはドレイク大学でバスケしてた。そんな家に生まれた彼は小さい時から、スポーツ大好き。
16歳になって隣町ミズーリの高校に進学。アメフト、陸上、バスケ、野球、全部の種目でスター選手でした。RBとしては全米9位の実力と折り紙付き。両親の母校であるミズーリ大学へ進学を!とのプレッシャーがあったけど、ジークはOSU(オハイオ州立大学)を選択しました。
2013-2015の3年間を在籍。1年の時には出場機会も少ないけど、2年3年になると1,800yds(13試合で!)の大記録。
2014年は全米チャンピオンに。輝かしい大学生活を謳歌してきてます。
ドラフト前では、「RBエイドリアン・ピーターソン以来の大選手がやってくるぞ!」と誰が彼を指名するのか、もう鍋をひっくり返したような大騒ぎ。見事予想通り、1巡4位で指名獲得。カウボーイズはジークをゲットし、素晴らしいチームへ成長してます。
オフにもチームメイトと関係をもついいヤツなんです
チームの皆とオフに釣りに出かけてる一枚。こういうのいいなぁ。