2014 / 1巡 / 4位 / ノースカロライナ州立大学
リバースが昨年の56位から大幅ランクアップして、トップ100人に選出。昨年のチャージャーズは大変つよかったので、比例してリバースがリストに上がってきた!という印象でしょうか。いやいや、もともとリバースっていう選手は相手チームからすると十分すぎる驚異。本来の実力がしっかり出た1年だったということですね。
さて、少し詳しく掘り下げてみましょう。
- 18シーズンハイライト
- キャリアを通して
- 7年間の不調時代だった2010-2016
- 復活の2017年-2018年
- ノースカロライナ州立大学ウルフパック時代
- とにかく子沢山のリバース家
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18シーズンハイライト
3年連続プロボウル選出となった2018年シーズン。 チームに12勝を届ける大活躍。本来であれば十分地区優勝なんですが、同地区には強敵KCチーフスがおり、こんな勝率でもワイルドカードとなってしまいました。
リバースのパスは4,308ydsとリーグ5位。あの投げ方で(笑)すごい記録だなぁ。判断力とビビらない強い心がないとできないよね。
キャリアを通して
まず何よりも彼の凄さは、この連続出場記録でしょうね。現在レコードホルダーは、パッカーズのQBだったブレット・ファーブ。それに次いで2位がジャイアンツのQBイーライ・マニングでしたが連続ストップ。現在連続で出場を保持しているのは、リバースだけです。8度のプロボウル、
7年間の不調時代だった2010-2016
この時期のサンディエゴ・チャージャーズは3位・4位を彷徨う感じ。当然全部の試合に出場しているリバースの戦績も、51勝61敗と負け越し。実に不遇な時代を過ごしています。このあたり、QBトム・ブレイディと大きく違うね。しかし、そんなチャージャーズでもリバースの平均パスは4,411yds。2016年度プロボウルに選出されてます。
復活の2017年-2018年
この時期にチャージャーズが復活。21勝10敗。好調の要因のひとつはD#力の強化でないかと推察します。勝率がよければO#も大きく評価されます。リバースの平均パスは4,411yds。実はチーム不調の7年間とリバースの成績は全く変わらないんですね。ずっと試合に出続けてずっと調子を落とさないって、本当にすごいよね。もう38歳なのに。
ノースカロライナ州立大学ウルフパック時代
これが彼の大学時代のプレイ動画。理想的なQBですね。体格も大きく、パス精度も高い。投げ方は変ですが、相手タックルのプレッシャーに負けない強いハート。負けたくない諦めないという根性。これこそQBです
NCステートに行ってるから、ノースカロライナ州生まれかと思いきや、彼はアラバマ州生まれ。実はごりごりの南部人。お父さんがアメフトチームのコーチで、お母さんは教師。中学生からアメフト本格化して9年生(日本で言う中3)には、今の#17を着用しています。
で、高校になって州のベストQBに選出され、てっきり地元の名門アラバマ大学に進学するかと思いきや、NCステート大学から熱烈なオファーを受けて、そちらを選択しています。
ウルフパックでは2000-2003年の4年間プレイ。1年生から12試合先発出場するなど、チームからの信頼も高く、結局4年間ずっとスターティングメンバーとして大活躍。4年時の2003年シーズンは、所属カンファ(ACC)最優秀選手賞、O#最優秀選手賞をダブル受賞。チャンピオンはとれなかったですが、リバースはすごい選手だと認知を広め、ドラフトエントリーでした。
で、彼は4位でジャイアンツから!指名を受けるわけですが!マニングのワガママによりチャージャーズにトレード。このあたりの経緯はこちらの記事にまとめています。
とにかく子沢山のリバース家
奥さんは8人の子供を出産しています。女子6名男子2名の子沢山。長女・長男さんが親父に似てますね。
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