ラムズの怪物DEロバート・クインが移籍します!
怪物クラスっていうけど、どれくらいのものなの?とか、彼のトレードによって両チームにどの程度の影響があるか、気になるところですね。
今回の記事でクインについて詳しく掘り下げ、2018年シーズンをもっと楽しくNFLの深みにハマってほしいです。
ロバート・クイン Tradeの内容
今期オフシーズンの二つ目の大型トレードのニュースが流れました。2度のプロボウルに選出されたDEロバート・クインがロサンゼルスラムズから、マイアミ・ドルフィンズにトレードです。
ラムズは2018年のドラフト4巡と6巡の指名権を受け取りました。先日ラムズはKCチーフスとCBマーカス・ピータースをトレードしましたが、本当のGMの狙いは、マーカスとロバートをトレードしたかったようです。
ロバート・クインのキャリア
クインは27歳。黄金世代の2011年ドラフトでRound1 全体14位指名の大型選手です。2013年と2014年にプロボウルに選出されました。彼のベストシーズンは2013年で年間19サックという異常なレコードを作っています。
2015-16は怪我のため17ゲームにしか出場できず、昨年2017年シーズンでは復活して14ゲーム出場、8.5サックを記録しています。キャリアハイと比較すると落ち込んできているのが否めない感じですね。
現在プロフットボールフォーカスによると、彼はパスラッシャーとして61位、ランには88位にランク付けされてます。近年の記録をみると、あまり上位に評価されてないようです。
しかし、それでも7年間のキャリアの中で62.5サックを記録し、年間では最高19サックを出してる選手。ポテンシャルは底なしに思います。
両チームの影響
ラムズはこれで9億5千万のサラリーキャップの空きを確保します。ラムズにしてみれば、給料5位の選手の放出。多くの新人獲得に自由度が増しました。
また、ドルフィンズは大型DE獲得でD#が向上します。強力DEのキャメロン・ウェイクとの2枚使い、もしくはチャールズ・ハリス、アンドレ・ブランチとのチームプレイもあるでしょう。
しかし、クインに支払うサラリーは2年で24億円ほど。サラリーキャップ確保の為に、マイアミは他の選手を放出することになるでしょう。ひょっとすると、キャム・ウェイクを放出する可能性だってあります