2011年ドラフト1巡目、全体5位指名。LSUタイガース出身。
尊敬されるアスリートって、けっこう少ないように感じます。みなどこか傲慢でワガママで、人間の嫌なところが目立っているような人が多い。
でもパトリック・ピーターソンは本当に良い人が全面にでてる。彼のような存在がチームにいると、必ず空気がポジティブになるし、みんな楽しく練習できる。プレイのすごさとかも目立ちますけど、ピーターソンからは、それ以上に人格の素晴らしさが漂ってきます。
「シャットダウンコーナー」の代表格 Pat.P
CBのなかでも1位に居続けてる選手ですね。よく優秀なCBのことをシャットダウンコーナーと呼びます。これはQBから見ると「あのCBがいるサイドに投げると、パスが失敗しそう。」「CBが優秀でWRがフリーになれなくて、投げられない」など、フィールドの半分サイドを全部牛耳ってしまうほど、強い存在感をもってる選手をいいます。
インターセプトとか、タックルとか、パスディフェンスとか、全てQBがパス投げてくれないと、成績にならないですから、優秀なCBというのは、スタッツ（成績）に現れにくいんですね。
輝けば輝くほど、目立たなくなってくる。だけどフィールドの半分を手中にし、ゲームを支配権を握ってるということになります。
他にもいろんなコーナーバックがおりますが、パトリック・ピーターソンこそが、NFLの歴史上最高の選手と言われております。デビュー以来毎年、通算6回プロボウルに選ばれています。
パトリック・ピーターソン LSUタイガース時代
全体5位指名でカージナルズに入団したルイジアナ州立大学（LSU）出身のCB。カレッジフットボール時代から、NFLプレイヤーになってからもずっと、トップフットボールプレイヤーとして輝いているピーターソン。
カレッジ時代は、2010年に大学最優秀DBに送られるジム・ソープ賞を受賞してます。さらに、各年に最も活躍した選手に送られるハイズマン賞も受賞など、輝かしい記録を持っています。
CBだけでなく、QBの練習も楽しくする男
ピーターソンは、チーム練習の最後に、QBの練習に混ざって遊んでます。
50ヤード先に置いたドラム缶に、ボールを放り投げて、最後まで入らなかった人に罰ゲームがあるという、ピーターソンが考えた遊び。
罰ゲームは、次の試合会場に行く間、指定されたコスプレをして移動する。というものです。どうも彼は率先して罰ゲームを楽しんでいるようです。
恐竜のコスプレをしたり。妖精のコスプレをしたり。
エースＱＢのカーソン・パーマーや控えＱＢブレイン・ガバートが相手だろうが、容赦しない。罰ゲームにも力をいれてますねｗｗｗ
パトリック・ピーターソンのプライベート
彼には、2015年に生まれた一人娘がいます。とっても大切に育ててるのをインスタグラムで伝わってきます。
いいですよね。家族を大切にするのって、アメリカ人の最も素晴らしいところだと思います。彼の子どもが生まれたショートドキュメントは、Amazonプライムの「オール・オア・ナッシング1（アリゾナ・カーディナルス編）」で密着されてます。一度ご覧になってください。
オリジナルシューズは、UNDER ARMOUR社から支給。デザインはバットマンのジョーカー。こんなところもいいですね。
こちらの記事もオススメ
