WRサミー・ワトキンスがロサンゼルスラムズに移籍
ロサンゼルス・ラムズは強力な武器を手に入れたようです。ジャレッド・ゴフからワトキンスというパスを何度も見れることでしょう。それに、ラムズにはトッド・ガーリーという素晴らしいRBがいます。ガーリーのグラウンドアタック、そしてワトキンスの空中攻撃。この二つが決まりだせば、ゴフのポテンシャルを最大限引き出すことができ、ラムズ長年の悲願のシーズン勝ち越しが見えてくるのでないでしょうか。
ロサンゼルス・ラムズの特徴
密着ドキュメントドラマ、「オール・オア・ナッシング2」で昨年のダメっぷりを全世界に放映されたラムズです。
シーズン終盤には、ヘッドコーチ解任、スペシャルチームコーチが臨時HCになるという人事をし、シーズンが終わったころには、NFL歴史上最も若いヘッドコーチとなるショーン・マクベイを招聘するなどして、これからどうなるのか話題持ち切りのラムズ。
トレードアップしてまで、人気若手QBであるジャレッド・ゴフを獲得したのに、ついぞ1勝利もあげることができなかったラムズ。
DTアーロン・ドナルドというスーパーカードを持っているにも関わらず、勝ち越したことのないラムズ。
オーナーのスタン・クロエンケの思いで、長年世話になったセントルイス市からロサンゼルス、イングルウッドに移籍してるラムズ。
WRサミー・ワトキンスとは
2014年ドラフトで1巡4位指名を受けたWR。今年のシーズンでNFLキャリア4年目となる。出身大学は、名門クレムソン大学。バッファロー・ビルズでWRを、2014年、2015年、2016年しています。
デビュー年には、16試合出場65回のパスキャッチ。982ydsを記録。次のシーズンには、13試合出場し60回1,047ydsのパスキャッチです。1,000ydsを走れるWRというのはありがたい存在。
しかし2016年のシーズンでは、8試合だけしか出ていません。28回430ydsと記録が落ち込みまして、ビルズは5年目オプションを行使しませんでした。そこをラムズが獲得しにきたようですね。
逆にビルズは大丈夫なの?
ビルズといえば、CBのスティーブン・ギルモアがペイトリオッツに移籍して、RBのマイク・ギリスリーも引き抜かれました。QBタイロッド・テイラーは2年間で着々と力をつけていますが、トップQBというレベルほどではない。かなり心配な感じがします。