プレイオフで注目したいWRたちを少しまとめて紹介したいと思います。今回まとめたのは、プレイオフで残っているチームだけになります。なので写真のホプキンス(カーディナルズはラムズに敗北)は残念ながら紹介してません。
ではどうぞ!NFLが日本でもっと浸透しますように。
パッカーズ ダバンテ・アダムス
最も注目したい選手が2021年のダヴァンテ・アダムスです。2020年シーズンもすごい素晴らしかったんですけれども、今年2021年はそれを上回る成績を残してきたように感じます。
何よりルートラーニングがとても上手で、ここぞと言う時に必ずフリーになってくれる、QBロジャーズの力強いパスターゲットだったように思います。1ゲームあたり、平均で97ydsも稼ぐのも、他を圧倒した成績。
ラムズ クーパー・カップ
クーバーカップ以上に生産的だったレシーバーは今年いなかったんじゃないでしょうか。 カップはロサンゼルスラムズのオフェンスのエンジンでした。 レシーブ回数は年間145回、1947ヤードを走りタッチダウンの本数は16本、40ヤード以上のパスレシーブが9本、ロンゲストヤードは59yds. 今年のベストレシーバーは間違いなくカップじゃないかな。
49ers ディーボ・サミュエル
この選手はレシービングヤードが1405yds , レシーブ77回。ですが何より彼がすごいのは、 ボールをキャッチしてからの走る距離の長さ、いわゆるランアフターキャッチです。 なんと平均10.5ヤードも稼いでくれる素晴らしい選手です。
しかも彼はRBとしての仕事もします。先の平均10.5ydsには、ランプレイの記録は含まれません。そう考えるとサミュエルの存在感の高さ、厄介さは十分に伝わると思います。
ベンガルズ ジャマール・チェイス
ベンガルズのレシーバーも素晴らしかったです。QBジョー・バロウとのホットラインは今年1番キラキラしていたように思いますね。
LSUカレッジ時代時代からの阿吽の呼吸でバンバンと厳しいところにパスを投げてくるQBバロウ。その要求を見事に答えていくルーキーのレシーバーのチェイス。まぁなんというか 見ていてとても青春真っ盛り、本当キラキラしていて、大空翼と岬くんをみてるような。なんだか変な涙が出ちゃいます。
スタッツを見ても、マンツーマンカバレッジでチェイスよりも良い成績を収めたのは、バイキングスのジャスティン・ジェファーソンと、ダバンテ・アダムスだけ。 この情報からでもチェイスはマンツーマンで、とにかく強いと言うことがよくわかります。これからのプレイオフディビジョナルラウンドとても楽しみです。
ビルズ ステフォン・ディグス
もっともマンツーマンディフェンスで苦しんだレシーバーがビルズのステフォン・ディグスです。 これ言い換えると、ディグスが脅威のレシーバーであると言う証拠です。 こんなに厳しいディフェンスをされながらも、彼は今シーズンワイドレシーバーランキングで10本指に入ってきてます。
そんな厳しい状況だったのに、今年の彼の成績は、実はキャリアで2番目に良い。 今年よりも良かったのは去年のシーズン、 ビルズでのはじめてのシーズンです。昨年よりもより厳しい状況にあるのに、この成績をだしたのは、さすが!
チーフス タイリーク・ヒル
チーフスのヒルは、 昔のようにディープをぐんぐん攻めるレシーバーから少し変わって、QBマホームズの質の高いポジションレシーバーとして貢献しました。
短いパスでもたくさんのパスレシーブを量産するボリュームタイプ、そしてキャッチしてからガンガンその足を使って走っていく。 パスをキャッチしてから彼が走る距離は平均11ヤードです。
かつてのように、深いところをあっという間に攻め込む、香車のようなワンパターンのレシーバーではありません。 まるで忍者のように。中盤そしてディープな部分と、ありとあらゆる部分をえぐり取るように、攻め込んでくるいやらしい選手に成長しました。
タイタンズ AJブラウン
タイタンズのブラウンは今期も、リーグで最も生産性が高いレシーバーの1人でした。スロットレシーバーとしてもスピードがあり、ワイドレシーバーとしても高さとパワーをもって活躍できる逸材です。フリオ・ジョーンズがいますが、タイタンズはブラウンをエースと見るのが正しいでしょう。