NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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【2023 / NFL TOP100】82位 QBトゥア・タゴバイロア

QBで3人目の選手がランクインしましたね。タゴバイロアは、なかなか楽な1年を過ごせずにいます。昨年はかなりサックで苦しみましたし、脳震盪などで心配なところもありますが、やっぱり今後もドルフィンズの大黒柱としての期待が高いですね。

 

 

2022年のタゴバイロア

ドルフィンズでは3年目のシーズンを終えたタゴバイロア。2020年のドラフトでは全体5イでい指名され、昨年は3,548ydsのパス。タッチダウンは25回。インターセプトは8回は良い成績だったように思います。

しかし、2022年は2回の脳震盪に見舞われました。指がピクピクしている姿はさすがに心配しました。だけども何とか復活してきて、またフィールドで活躍してきています。2022年はパッサーレイティングで、リーグで1位。この不撓不屈の精神力は、お見事の一言に尽きます。

 

さて、この選手がこれからどんな長期契約を結べるのか。注目が集まるところですが、ドルフィンズはまずは5年目オプションを行使。2023年の結果は将来にかなり影響を与えるので、ますます目が離せないですよね

 

ハワイ出身のアラバマ大学卒業

彼の生まれはハワイのホノルル。彼と同郷となるのが、オレゴン大学卒業のマーカス・マリオタですね。バイロアはサモア系の一家に生まれ、周囲と同じようにフットボールに惹きつけられます。8歳のときに既に30ydsのパスを投げるなど、周囲を圧倒していたようです。

ルクルートでは4つ星の評価をもらいます。奨学金のオファーは17大学から集まり、彼はアラバマ大学からのオファーを受けて進学を決定します。

 

当時のアラバマ大学には、ジェイレン・ハーツが2年生にいました。タゴバイロアはバックアップの一人として鎬を削る毎日。しかしそれでも出場機会を得て、8ゲーム。2年目には15ゲームに出場し、14勝利。ライバルに負けず戦いに勝利してきました。

だけども、最終年度の2019年。彼は股関節を怪我してしまい、途中でシーズンから抜けることに。この怪我の印象がドラフトの評価に響いてしまい、LSUのジョー・バロウが全体1位に。タゴバイロアは全体5位となりました。

 

2020年のドラフトはコロナの真っ最中。全員がビデオを繋いでのリモートドラフトとなりました。彼は実家のホノルルから中継に参加。彼のジャケットの裏地は家族との思い出の写真がたくさん貼り付けてありましたね。

 

タゴバイロアのSNS

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隣にいる女性はだれだろうかね?

 

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ホノルルの市旗と、ハワイ州の旗の両方を抱えるタゴバイロア。故郷を大切にする心が伝わってきますよね。