NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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【NFL TOP100 2022】#16 LBマイカ・パーソンズ

2021年のDROY(D#ルーキー最優秀賞)をとった選手ですね。ルーキーの選手とは思えないほどの存在感の高さ。

 

プロで通用する。即戦力。というレベルを突き抜けて、D#全体を支配的というか、影響力の強い存在になっています。もう既にトップスターです。

 

大学時代

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出身はペンシルバニア州のハリスバーグ。地元のHarrisburg高校に進学をし、当時はDEとRBの両方で活躍する選手でした。

 

ネブラスカ、ジョージア、オクラホマ、OSU、アラバマ、あらゆる有名大学から奨学金の提示がありましたが、彼は地元から近くにあります、ペンステート・ニッタニーライオンズを選びました。

 

彼が在席したのは、2018-2020年の3年間です。ペンステートといえば、NYジャイアンツのRBセイクワン・バークリーがいますが、ちょうどバークリーがプロ入りしたタイミングに、入れ替わりでパーソンズが入学しています。

 

ペンステートに入学したら、HCのジェームス・フランクリン(James Franklin)は、DEからMLBにポジションへ、パーソンズを配置換えします。ここから初めてLBとしてのキャリアをスタートします。

 

その後、ラインバッカーとして、ガンガン、ゴリゴリ、バリバリ活躍。

 

ペンステートにこの人ありと、D#だけでなくゲームの中心人物とまで成長するようになりました。

 

(2019年12月コットンボウルでDMVPを受賞)

彼をマイクとして使うというHCの采配は見事に決まったようです。マイカ・パーソンズは自身のポテンシャルを最大限発揮し、最高のカレッジライフを過ごすことができました。

 

プロでのキャリア

2021年ドラフトでパーソンは1巡12位でカウボーイズから指名を受けます。

 

パーソンはその期待どおりの、いや期待以上の実力を発揮してくれました。2021年は84回のタックルに13回のサック、20回のロスタックル、30回のQBヒットと恐怖のスタッツを叩き出しました。オールプロとプロボウルの両方を獲得と素晴らしい1年になりました。

 

彼のすごいところは、ボックスとラインの両方を担当できるところ。いわゆるLBのエリアにいるのが52.6%、DLが44.4%でした。


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パスラッシュするのが34.5%と多くないですが、スクリメージ割ってきた時のパスプロ勝率はリーグ3位と圧倒的。スピードと技術を活かしてQBを狙いにくる獰猛なプレイもある。

 

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これはやり辛い相手です。2022年も間違いなく、カウボーイズの主力選手になることは間違いありません。

 

かつてダラスにはショーン・リーというMikeがいました。パーソンが彼の代わりに、いやいや、それ以上の活躍を見せてくれそうな予感がします。


私生活

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パーソンは、チェスプレイヤーとしても有名です。論理的な分析能力の開発は、きっとフットボールフィールドでも活かされているのでしょう。彼はチェスの長考しない早指しで腕を磨いているようです。

 

 
 
 
 
 
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彼のインスタグラムはかなり硬派。あまりゴシップネタは無いようです。

 

彼にはマルコム君という息子がいます。彼がかつて歩んできた幼少期。ジェファーソン通りでの日々は貧困や犯罪と隣合わせ。隣人息子マルコムがこれから歩む日々は全く違う景色になるでしょう。

 

NFLでどんなスターになっても、彼はハリスバーグのジェファーソン通りでの貧乏だった日々や隣人を忘れない。

 

そこが自分のルーツであるかのように、息子をつれて足を運んでいます。