前回、こちらの記事「マンデーナイト・フットボール次期解説者候補」の中でも書きましたが、サンデイ・ナイト・フットボールと同じくらい超絶人気番組が、月曜日のアメフト「Monday Night Football」です。
この超人気番組の解説を務めていたジョン・グルーデンがオークランド・レイダースのHCに就任になって、その席が空いていました。番組制作をしているESPN社のピタロ社長はしばらく熟考した結果、この度めでたく新解説者が決定されました。
MNF解説者はジェイソン・ウィッテンです!
皆様御存知の名選手。ダラス・カウボーイズのTEとして15年プレイしてきました。名QBトニー・ロモとのコンビっぷりは水を得た魚のようでした。
11回もプロボウルに選ばれ、オールプロには4回選出。地域貢献のウォルター・ペイトン賞を2012年に受賞。
2016年にQBロモが怪我で引退した後も、新QBダック・プレスコットをしっかりと支え、翌2017年シーズンもチーム貢献に尽力、戦績は不振に終わりましたが彼はプロボウルに選出されました。
突然の引退発表
そんなウィッテンが2018年のドラフト以後、唐突に引退を表明。現役としてプレイする限界を感じていたのかも知れないですし、TEというポジションにありがちな脳震盪問題が影響しているかも知れないです。
さらに、一緒に現役生活を作り上げてきたQBトニー・ロモが2016年に引退をし、NFLレポーターとして第二の人生を歩んでいるのを目の当たりにし、自分のセカンドライフと向き合う時間が増えたのかも知れません。
ESPNのMNF担当の名司会者である、ジョー・テシートア。新しい解説者ジェイソン・ウィッテンについて、ロイター記事でこう語っています。
「まさにドリームチームですね。僕はカレッジもNFLも含めると20年間フットボールの司会をしてきました。ウィッテンが撮影ブースにくると、まるで長年の親友か、もしくは兄弟のような感じを受けます。そんな素晴らしいケミストリーが起こってますよ。」
ジェイソン・ウィッテンが受け取る報酬は$4.5M(5億円!)
日本円にすると約5億円ですね。スゴイ金額ですね。ただの解説者なのに。前任者のグルーデンが受け取っていたのがそれくらいだと聞いています。
ジェイソン・ウィッテンはダンディですし、テレビ写りも良いです。それに家族思いのいいパパというイメージを持っています。マッチョでイケメン、チームに貢献する献身的な心と、毎日の鍛錬と向き合う克己心の持ち主。まさにアメリカが求めるロールモデルじゃないでしょうかね。
そんな彼が解説者になりますからね。視聴率はまた上昇。ESPNもいい投資になると思いますね。