ディフェンスラインで勝負が決まる
「ラインって、とにかくデブで体でかい人がやるんですよ」
「どうせ足も遅いんでしょ?」
「腕の筋肉とかスゴイけど、ドタバタしてんだよね」
など、ディフェンスラインに限らず、ラインマンに関しては大きな誤解がありがちです。しかしその実態は全く逆で、ディフェンスラインを務める選手ほど、ゲームの流れを作るものはなく、パワーだけでなくスピードやアジリティも兼ね備えた怪物選手なんですね。
前から来る攻撃に弱いと、相手チームはガンガンランプレイをしてきます。パワーでも負けてはダメ。さらに受け身ばかりのディフェンスでなく、相手QBにガンガンプレッシャーをかけていくために、QBサックを狙いに行きます。
なにせ130kgにもなる巨体がすごい速度で突っ込んでくるわけです。QBからするとこれはもう、すごい恐怖です。その意識からパスの精度がダウンして、ポイントを取ることができなくなっていく。そんな効果もあるわけですね。
ランも止められ、パス成功率も落ちていけば、自ずとファーストダウンを奪取できません。つまり、「ディフェンスラインで勝てたらチームは勝つ。」と言っても過言ではないわけです。
NFLには「オフェンスが客を呼び。ディフェンスが勝利を呼ぶ」という名言があるように、ディフェンスラインマンがもっている担いは非常に大きいわけです。
ディフェンスエンドは猛烈なパスラッシャー チームの高給取り
最もお金を稼いでいる、つまり球団と契約しているのは、マイアミ・ドルフィンズのダムコング・スー。彼はドルフィンズと、6年で114M$の契約を結んでいます。これはデレック・カー、アンドリュー・ラックを除く他のQBよりも高い金額で、オールポジションでの金額ランキングでは全体4位の高額契約です。2位はイーグルスのフレッチャーコックス、3位は有名なJJワットですね。
有名なDT・DEの選手たち
ダムコング・スー マイアミ・ドルフィンズ
フレッチャー・コックス フィラデルフィア・イーグルス
ヒューストン・テキサンズ JJワット
ジェラルド・マッコイ タンパベイ・バッカニアーズ
ムハンマド・ウィルカーソン ニューヨーク・JETS
カワン・ショート カロライナ・パンサーズ
若手ながらトップ選手として大活躍のディフェンスライン選手たち
ヒューストン・テキサンズ ジェドベオン・クローニー 2014年ドラフト1位指名
カリル・マック オークランド・レイダース 2014年ドラフト5位指名
ジョーイ・ボッサ ロサンゼルス・チャージャーズ 2016年ドラフト3位指名
マイルズ・ギャレット クリーブランド・ブラウンズ 2017年ドラフト1位指名
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