現オーナー マーク・デイビス(2011-今)
純資産$500M(530億円)
マークは生まれながらのオーナー一家。マークのお父さんのアル・デイビスが2011年にお亡くなりになりました。マークと母親のキャロルは47%の発行株式を所有しており、自然とオーナーシップが彼に移譲されました。
前オーナー アル・デイビス(1976-2011)
2011年の10月8日、81歳で永眠されました。マサチューセッツ州、ブロックトンの生まれ。
彼は初期オーナーでありながら、GMも歴任していました。ビジネスマンがオーナーになるNFLの中では珍しく、コーチ業からオーナーになった人物です。
というのも、話はNFLが全米統一リーグになる以前、AFLという別のリーグがありました。彼はここのコミッショナーをしていました。レイダースはAFLを代表するチームでした。
当時、彼はレイダースの発行株式を所有している、株主だったんですね。AFLとNFLをひとつのリーグに統一して、米国内でフットボールの活性化を図ろうと尽力しました。
その後、NFLオークランド・レイダースの筆頭株主(実質上のオーナー)兼ゼネラル・マネジャーとして活躍し、1992年にプロフットボールの殿堂入りを果たしました。
共同創業者 Fウェイン・バレー(1961-1971)
1914年生まれ 共同創業者のチェット・ソーダら、他5人と共に、AFLの立ち上げと同時にレイダースの創業に関わった人物。チーム設立から10年間は筆頭株主としてオーナーシップをとり、同時にゼネラル・マネジャー(GM)として、チームの指揮を取っていました。
1976年に3代目オーナーになるアル・デイビスに球団を売却しました。
創業者 チェット・ソーダ(1960-61)
Y.チャールズ・"チェット”・ソーダ(写真右)は1908年にオークランドで生まれ、1989年に81歳で永眠なされた創業者です。設立当時はレイダース(侵略者)ではなく、セニョールズ(紳士たち)というチーム名だったそうです。
彼はレイダースの創業者というよりも、レイダースが所属したAFL(アメリカン・フットボール・リーグ)それ自体を創業した中心人物です。写真は当時のAFLのオーナー達、「フーリッシュ・クラブ」という名前を付けていたそうです。