TE グレッグ・オルセン#88
TEながら、チーム随一のレシーブ記録1073yds。NFL歴も長くもう結構なベテランです。ペイトリオッツのロブ・グロンコウスキに次ぐTEとしてNFLを代表する選手彼のほうはグロンコより故障も少ないので、僕としてはグレッグを推したい。もともとはシカゴ・ベアーズにドラフト1巡で指名された選手。2017年で11年目となる。
彼の子供 には心臓に生まれながら異常があった
さて本題である。彼には双子の息子と娘がいる。お腹の中にいる時に、男の子の方に心臓に異常があり、生後3日以内に手術が必要だったそうだ。手術の成功率は70%という。お腹の中にいるときに手術ができないか、とボストンにある病院に相談を持ちかける。
手術の為に、オーナーはヘリをチャーター
その話を聞いたオーナーのジェリー・リチャードソンは、彼専用のヘリコプターをチャーター、なおかつ自分も病院へ同行するといい、夫妻ともども医者とミーティングをしたり、知人の医者と情報交換をしたり、夫妻のサポートに奔走した。
グレッグは言う。「自分はパンサーズにドラフトで入団したわけでもなく、チームのメンバーになって歴が長いわけでもない。まして、妻のキャラは面識さえもないのに。一従業員のことをここまで心配してくれるとは。」とリチャードソンオーナーの心遣いに感動した。
妻のキャラさんも、「リチャードソンさんのような人に今まで会ったことがない」と口をそろえて言う。
オーナーの名前を、息子につけるほどの感激
その甲斐あってか、手術は無事に成功し、現在息子さんは大きく成長している。グレッグはオーナーの名前、ジェリーを息子のミドルネームにつけ、この時の感謝を一生忘れないと誓っている。そして、そんな彼がチームのために、三年連続で1000ydsを超えるパスキャッチを記録し、「カロライナ愛」と「ど根性」で頑張ってる。とってもいい話。
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