NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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「偉大な兄」をもつ弟の苦悩 FBコナー・ヘイワード

スティーラーズの「小さな何でも屋」こと、**Connor Heyward(コナー・ヘイワード)**ですね。 偉大な兄キャメロン・ヘイワードの「弟」という枕詞が常について回りますが、2025年は自身の生き残りをかけた正念場を迎えています。

兄や父(アイアンヘッド)の影、そして「親の七光り(=コネ入団)」という心ない批判と戦う、彼の泥臭い現状をまとめました。

 

1. 選手プロフィール

WATCH: Connor Heyward catches first NFL touchdown

  • 名前: Connor Heyward / コナー・ヘイワード

  • 所属: Pittsburgh Steelers(ピッツバーグ・スティーラーズ) / TE・FB(タイトエンド兼フルバック) / 背番号83

  • 身体: 183cm / 104kg / 26歳(1999年1月22日生まれ)

  • 経歴:

    • ミシガン州立大学

    • 2022年 ドラフト6巡目(全体208位)

    • 2022-現在: Pittsburgh Steelers

2. プレースタイルと現状(2025年版)

Connor Heyward blazing his own path

  • 「スイスアーミーナイフ」: 本職はTEですが、身長183cmと小柄なため、フルバック(FB)やHバックとしても起用される「便利屋」です。パスキャッチ、ランブロック、さらにはボールを持って走ることも可能。器用貧乏になりがちですが、怪我人が出た際の穴埋めとしてコーチ陣には重宝されています。

  • 2025年の崖っぷち状況: 2025年は4年契約の最終年。チームにはパット・フライアムースや怪物ダーネル・ワシントンといった強力なTEがいるため、コナーの出番は限定的です。 第13週時点でのスタッツは2キャッチ、18ヤード、1TD。オフェンスでの出番は減り、現在はスペシャルチーム(パントカバーなど)での貢献がメインの「ロスター枠ギリギリ」の選手です。

  • ロジャースとのホットライン: 出番は少ないものの、第6週のブラウンズ戦では、QBアーロン・ロジャースがプレー中にハンドシグナルでコナーにルート変更を指示し、見事にTDパスを通すシーンがありました。百戦錬磨のロジャースの即興指示に対応できる「フットボールIQ」の高さは証明しました。

3. 【重要】現地ネタ・裏話・ゴシップ

Steelers Throwback Thursday: Connor joins Cameron for Heyward reunion -  Steel City Underground

  • 「ファンからのスケープゴート」発言: 2025年シーズン中、彼は現地メディアに対して「俺はファンの新しいスケープゴート(攻撃の的)にされている」と不満を漏らし、ちょっとした騒ぎになりました。 チームの調子が悪いと、ファンから「兄貴のコネで居座っているだけだ」「さっさとクビにしろ」とSNSで叩かれることに我慢の限界が来たようです。偉大な兄(キャメロン)と同じチームにいることの「呪い」とも言えるエピソードです。

My Brother's Keeper: Cameron Heyward Grateful To Be A Fan Of His Brother  'And I Get To Be His Teammate Too' - Steelers Depot

  • 兄キャメロンとの「ラストダンス」?: 兄のキャメロン・ヘイワードはチームの象徴ですが、コナーは今年で契約が切れます。現地記者の間では「2025年が兄弟でプレーできる最後の年になるだろう」と予想されています。これを裏付けるように、試合前の国歌斉唱などで兄弟が並んで立つ姿が「見納め」としてカメラに抜かれることが増えています。

For Ironhead

  • 父「アイアンヘッド」の再来: 彼の父は、かつてNFLで活躍した巨漢RBクレイグ・"アイアンヘッド"・ヘイワードです。コナーの体型はずんぐりむっくりで父親にそっくり。特にランアフターキャッチで相手にぶつかっていく姿は「ミニ・アイアンヘッド」と呼ばれています。父の墓前に兄弟で参り、その後の試合でTDを決めたエピソードは今でも語り草です。

Connor Heyward Pittsburgh Steelers

  • スペシャルチームでの「執念」: オフェンスで使われない分、パントカバーなどの地味な役割で必死にアピールしています。第18週(昨季)のベンガルズ戦では、相手がファンブルしたボールに誰よりも早く飛び込み、泥臭くリカバーしました。華やかな兄とは違う、裏方としてのプライドが彼を支えています。