さて、コマンダーズは球団売却の話でもちきりですが、なぜかコマンダーズの命名を変えるという噂も持ち上がっています。こないだ名前を変えたばかりなのに、なぜでしょうか。そのあたりを以下の点をまとめます。
なぜ命名変更の必要があるか。
結論からいうと、「コマンダーズ」では商標登録がおりないそうです。でもNFLのチームで登録商標が降りないことは、まぁ無くはないでしょう。名前は一般的ですからね。ベアーズや、パンサーズ、ジャイアンツなどは、小学生や大学生のチームでも使いますからね。
だれが新オーナーになるか決まってませんが、ファンの方も名前が気になる様子。コマンダーズはすでに陸軍士官学校と空軍士官学校のゲームでは、コマンダーズ・クラシックという名前で運営されてます。かなり歴史があるもので、コマンダーズ=軍という印象は拭いきれないのでしょう。
おニューの名前候補。
ワシントン・レッドウルブズ
一番いい候補なような気がします。レッドスキンズの”レッド”も入っていて、歴史を引き継ぐような感じもあります。レッドウルフってのは米国の中東部、南部にいるアメリカアカオオカミのこと。レッドスキンズの時のレッドとは意味が違います。しかも、絶滅危惧種ですので、動物保護の匂いも重ねられます。ポリコレ問題は回避できそう。
ワシントン・ウルブズ
レッドを抜いた感じです。アメリカでは狼(Canis Lupus)は絶滅危惧種とされ、45年間保護されてきました。ていました。しかし2020年にFWS(米国魚類野生生物局)は10月29日にオオカミをもはや絶滅危惧種ではないと発表しました。でも確認されてる個体数は6000匹ほどで、狩猟ファンが殺到するとまた個体数が激減すると危険視されています。
ワシントン・レッドホッグス(豚)
Hogsは豚、特に大人の大豚をいいます。食用になる豚はPigっていいます。サイズはそんなに大きくない。Hogは大きな牙をもち、獰猛に戦う野生動物、イボイノシシも該当します。基本的には草食ですが、襲撃された際には牙を剥き突進する攻撃性もあります。
ワシントン・モニュメント(記念碑)
この街は政治の中枢。数々の記念碑がある地域でもあります。特に巨大な白色のオベリスク。ワシントン記念塔は独立戦争の名誉をたたえ建造された記念碑の一つです。この街の特徴を象徴するものでもありますね。
ワシントン・レッドテイルズ(空軍)
第二次世界大戦の頃に活躍した第332戦闘機部隊、タスキーギー飛行隊。彼らが乗っていたP-51の尾翼は赤く染まっており、レッドテイルズと呼ばれた。その昔のプロペラ機(P-51Cマスタング)を使い、2011年から新しく飛行隊が編成され、今でもセレモニーで乗っています。
このレッドテイルズ(第332部隊)は全員がアフリカ系黒人で組織されており、この名前を使うことで愛国心を高め、黒人差別をなくすという啓蒙にもなり、大変よい選択かも知れません。
まとめ
僕はアメフトの解説など、あまり詳しくできません。でもその代わりに、こんな周辺情報には、大きく興味もってます。これからも色んな方がフットボールに興味を持ってもらえるように、素人目線で記事を書いていこうかなって思います。