マシュー・スタフォードは長年苦労してきたクオーターバックです。その苦労がついに実り、昨年念願のスーパーボウル優勝を果たしました。
タフな根性を持ち、肩が強くつよいパスを投げる。精度も高く、リーダーシップもつよい。まさにアメリカが理想とするべき男の姿でなかろうかと思います。
大学時代
生まれたのはフロリダ州のタンパベイ。現在トムブレイディが住んでいるエリアです。
そこからテキサスのダラスに引っ越しをして、ハイランドパーク高校に進学をしています。
ちなみに、カウボーイズのオーナー、ジェリー・ジョーンズの孫(#9)は、この高校でQBをしています。
この時、現在のロサンゼルスドジャースのピッチャー、クレイトンカーショウとバッテリーを組んでいます。スタフォードが、キャッチャーをしていました。
当時からクオーターバックとしての素質は,ずば抜けており、あらゆる大学から奨学金のファーが届いていたようです。
そして父親の出身大学であるジョージア大学を選択します。そして驚くことに1年生からスターターとして活躍を始めます。
ジョージア大学ブルドッグスには、2006年から2008年の3年間在籍をしています。2009年にはドラフトにエントリーを果たします。
ちなみに今の奥様のケリーは、ジョージア大学のチアリーダーでした。今でもとても仲良しで、夫婦の理想の姿を感じます。
プロでのキャリア
デトロイト・ライオンズは、彼を全体1位で指名します。契約内容が他の新人とだいぶ違って、契約期間は6年間で、保障額は50,000,000ドルと言う過去に例を見ない内容でした。
スタフォードは、彼の才能をチームの中で爆発させ続けました。しかし、ライオンズはなかなか勝てないチームでした。それでも彼は腐らずにチームの大黒柱として、勝利に向かって最大限の努力をし続けました。
2009年から2020年まで、12年間平ライオンズに在籍をしていました。通算成績は74勝90敗1分。勝ち越したシーズンはたったの4回だけでした。
それでもデトロイトラウンジのフランチャイズレコードを、数々塗り替えました彼が持っているライオンズのフランチャイズレコードは30にも及びます。
2020年、スタッフォードへラムズ移籍の話が湧いてきました。本気でスーパーボール優勝狙っているロサンゼルスラムズ。新しい若いヘッドコーチは、たくさんの戦術と戦略を持った頭の切れる男です。長くお世話になったデトロイトに見切りをつけ、彼は飛び出しました。
そしてついに念願だったスーパーボウル出場、そして栄光の舞台で、ロンバルディトロフィーをその手に抱えることができました。
私生活
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ストフォードはあまりSNSやらないのですが、奥様のケリーのアカウントに家族の様子が乗っています。彼らのところには5人の子どもたちが生まれています。
奥様のケリーは以前、脳腫瘍で闘病していました。笑顔と明るさを忘れず、戦い抜き、今は元気に復活されています。本当に尊敬します。