ハーバートは素晴らしいQBだと思いましたね。特にパスの精度が高い。さらに判断力が早い。なんというか、まだまだ成長していくQBのような感じもあります。すっかりロサンゼルス・チャージャーズの顔として活躍しています。
2020年、ルーキー年のときはORPOY(offensive rookie player of the year)にも選ばれ、ロサンゼルス・チャージャーズは着々と強いチームへの階段を登りつつあります。昨年2021年までの2年累計で、パス9,350yds、TD69です。
大学時代
オレゴン州のユージン生まれ。地元にある、Sheldon高校に進学。バスケ、野球、アメフトに親しみまして、当時は足を骨折してリクルートの目からいっとき離れます。
地元の名門であるオレゴン大学に進学。他にも北アリゾナ大学、ポートランド州立大学、モンタナ州立大学、ネバダ大学などからも奨学金のオファーがあります。しかしFBS(一部リーグ)からのオファーはオレゴン大学だけでした。
オレゴン大学はHCをコロコロ変えていて、ハーバートはある程度苦しんでいます。しかし、それでも彼はハイズマン賞の最終エントリーにも顔をだすほど。そして、キャンベル賞を受賞。素晴らしいです。
当時PAC12ではワシントン州立大学のQBガードナー・ミンシューに次ぐ2位のパッシングydsを記録していました。ハーバートはアーリーエントリーすることなく、2016-2019の4年間をオレゴンダックスで過ごします。
プロでのキャリア
身長199cm、体重110kgのプロサイズのQB。しかもロングパスもショートパスも精度が高く、ハードヒットに耐える根性に40ydsを4.68sで走る駆動もある。NFLが目をつけるのは当然のこと。
2020年ドラフトで、ハーバートは1巡6位でチャージャーズから指名を受けます。1位がジョー・バロウ(LSU),5位がタゴバイロア(Alabama)で、彼は3番目のQBとしてランクイン。
彼のデビューは9月20日のWeek2から。当時スターターはタイロッド・テイラーでしたが、どうも医療ミスで治療が長引き、1stQBが入れ替わります。
1年目の成績は6勝9敗で負け越しでしたが、ハーバートの成績は4,336ydsと悪くない。TDも31本と初年度の記録としてはまずまずだと思います。何より彼の判断の速さとハートの強さは存分に確認した年でした。
2年目9勝8敗の勝ち越し。5,014ydsを投げきりますが、インターセプトの数が10から15本に増えているところは課題点でしょう。それでも彼の思い切りの良さと根性はいい。かつてのフランチャイズQBフィリップ・リバースを彷彿させます。
私生活
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オレゴン大学のOBたちと記念写真。こういうの良いですよね。
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お付き合いしているのが、NFLフィルムのレポーター、Taylor Bisciotti(テイラー・ビスコッティ)さん。とっても美人でセクシーです。
ジョージア州アトランタ出身の彼女。5人兄弟との共通言語はフットボール。地元のジョージア大学に進学したのちも、フットボール狂であることは周囲も認めるほどでした。好きが高じてNFLFilm入社。そしてQBゲット。